軽機関銃 / Light machine gun

 小銃弾を使用する、比較的軽量で個人で運搬可能な機関銃の総称。もっとも、消費弾数の多さから射手とは別に弾薬を携行する弾薬手が就いたり、小銃手が軽機関銃用の弾薬も携行する事が多く、銃そのものが軽量とはいえ個人で運用を完結できる事は希である。
 第一次世界大戦直前のころより登場し、大戦中は歩兵支援や拠点防御に活躍。三脚などの銃座を付けることで簡易重機関銃としても使用される。第二次大戦までの軽機関銃はマガジン給弾式が主流だったが、ドイツのMG34登場により、戦後開発された軽機関銃は汎用機関銃のようなベルトリンク給弾式が主流となった。また、自動小銃突撃銃が主力歩兵銃として用いられるようになると、これらをベースとした軽機関銃バージョンも開発された。
 なお、本サイトでは汎用機関銃もひっくるめて軽機関銃で統一している。

 黎明期から第二次世界大戦にかけては、イギリスのルイスブレン、ソ連のDP、ドイツのMG34MG42、戦後はアメリカのM60、ベルギーのミニミMAGなどがその代表格。


最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • ほとんどがメーカーや軍の兵站部門で結合されて各地の部隊に納められてます。所によっては焼夷弾やら曳光弾やらマシマシのベルトが欲しいとか、使用済みベルトリンクを再利用したいとかで、部隊で結合作業をする場合もありますが。 -- 2016-09-29 (木) 23:24:56
  • ここと汎用機関銃のページを見ましたが、現代では軽機関銃と汎用機関銃をわざわざ区別する必要は無い感じですかね? -- 2018-03-08 (木) 20:53:43
  • そうですね、車載火器としても分隊支援火器としても使えるものが殆どですし・・・・。 -- 2018-03-09 (金) 18:43:40
  • ↑ありがとうございます! -- 2018-03-11 (日) 17:47:25
  • そうえばLWMMGはどうなったんだろう?
    発表されて以降情報がまったく聞いたことがない、誰か知ってる人いますか? -- 2018-04-06 (金) 23:08:34
  • LMGをHMGのように扱う場合には弾薬手が要るなんて編集した人、陸自のミニミLMG運用に弾薬携行などを補佐する副機関銃手が付いてるの知らないんですか? -- 2022-06-27 (月) 14:44:23
  • 普通の人の『軽機関銃』のイメージといったらコマンドーかランボーあたりでしょうから…… -- 2022-06-28 (火) 17:24:19
  • 分隊支援火器は例外って記述がありますが、中国武警が95-1式班用機槍を使う際は弾薬手を伴いますよ。そもそも分隊支援火器は小銃とマガジンを共用できるので、実質的には小銃手全員が分隊支援火器の弾薬を携行しているとも言えますし。 -- 2022-06-28 (火) 20:22:26
  • 「個人で使う」のを前提とした分隊支援火器ってことで… -- 2022-06-28 (火) 21:22:37
  • 何者かによってFN ミニミと住友重機械 62式機関銃の項目が削除され閲覧できない状態になっています。 -- 2023-12-22 (金) 09:51:39
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