KBP OTs-33 ペルナック /КБП ОЦ-33 Пернач 【機関拳銃】 †
全長 | 銃身長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 発射速度 | 製造国 |
222mm | 135mm | 1150g | 9mm×18 | 18/27 | 900発/分 | ロシア |
1995年頃に設計されたロシアのKBPが開発した機関拳銃。スチェッキンAPSの代替を目指して作られたもので、設計者は同じイゴール・スチェッキン氏である。
作動方式はシンプル・ブローバック。セミオートとフルオートを選択して射撃できるセレクティブファイア形式となっており、射撃を補助するための専用の折り畳み式ストックを装着することができる。
先代のAPSはフルオート時の制御性を向上するために複雑なレートリデューサーを組み込んでおり、生産性・信頼性に難があったが、OTs-33では、スライド後退時にバレルが若干距離自由に動く設計とすることで、スライドの前後動作がバレルを前後に「運ぶ」ような動作を行うように設計されており、これによりスライドの動きを遅延することで反動の軽減・連射速度の低減を行っている。
ロシア内務省の特殊部隊「OMON」や、連邦保安庁の特殊部隊「アルファ」などで使用されている。