FN 303 【低致死性兵器】

FN 303 スタンダードランチャー
全長重量口径装弾数発射形式製造国
740mm2,3kg.68口径15Sベルギー

 ベルギーのFN社が開発した、低致死性セミオートランチャー。本体右側にエアタンクを装着し、圧縮空気を利用して弾を発射する(エアタンク1本で約110発までの発射が可能)。
 銃本体はポリマーフレームで、エルゴノミクス(人間工学)デザインを採用している。フリップアップ式のアイアンサイト及び、レシーバー上部にアクセサリー装着用のマウントレールを装備。マニュアルセイフティーはトリガーガードの内側に設けられている。
 弾倉は15発入りのドラムマガジンを使用。弾倉の裏側は透明カバーで、装填されている弾種及び残弾数の確認が容易となっている。チューブ状のスピードローダーも用意されており、素早いリロードが可能である。

M16に装着したFN 303

 後部に安定翼が付いた球状の専用弾は、一般的なペイント弾よりもはるかに飛距離・命中精度に優れているという。半円の前部には無毒性の鉛粒が多数詰まっており、標的に当たると砕け散る。これにより貫通力が軽減されるので、必要以上に人体にダメージを与える危険性は無い。液体塗料や催涙ガス等は半円の後部に封入。各種用意されている弾は、半円後部の色で判別する。(白色が訓練用、赤色がペイント弾、黄色が洗っても落ちないペイント弾、オレンジがペッパー弾となっている。)
 なお、ペッパー弾はトウガラシのエキスを抽出したものが充填されており、これを浴びた相手は目を開けられなくなり、吸い込めば咳き込んで一時的に行動不能になる。

 FN 303はスタンドアローンでの運用の他、グリップ部とバットストック部を取り外してM16/M4の銃身下部や他のアサルトライフルの下部レールに装着することも可能である。
 また、ピストルタイプの「FN 303P」も存在する(装弾数7発)。

登場作品ジャンル使用者備考
RED/レッド項目参照
スプリンターセル 二重スパイ項目参照
デビル17項目参照
レポゼッション・メン項目参照

このページの画像はFNH USAから転載しています。
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最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 非致死性兵器は左側のメニューには無いので、とりあえず「準ページ一覧」に登録しました。 -- 2010-09-28 (火) 00:02:50
  • 口径って正確には68口径(17.3mm)じゃなかったけ? -- HS? 2010-09-30 (木) 01:18:20
  • Non LethalではなくLess Lethalなので低致死に変更 -- 2011-08-10 (水) 15:25:46
  • AKIRAに似てたのが出ていた気が -- 山梨県産? 2012-11-23 (金) 20:06:04
  • FN303の登場は2000年代に入ってからなので、多分偶然形が似ていたのではないでしょうか・・・AKIRAは見た事ないのでなんとも言えませんが。 -- 2012-11-23 (金) 21:48:05
  • 愛知県警が持ってたな -- 2015-09-05 (土) 23:16:31
  • ↑この前のコンビニの立てこもりの時か? -- 2015-09-06 (日) 09:11:14
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Last-modified: 2020-02-28 (金) 20:43:36 (1690d)