ジェニングス J-22 / Jennings J-22 【自動拳銃】

ジェニングス J-22
モデル全長銃身長重量口径装弾数製造国
J-22127mm63.5mm (2.5in)369g.22 LR6+1アメリカ
J-25127mm63.5mm (2.5in)369g.25 ACP
JA-32135mm70.0mm (2.75in)539g.32 ACP
JA-380135mm70.0mm (2.75in)539g.380 ACP

 J-22は、アメリカのジェニングス社が1980〜1990年代に製造していた、所謂サタデーナイトスペシャルと呼ばれるポケットピストルである。.22LR弾を使用する「J-22」と、.25ACP弾を使用する「J-25」が存在する。

 作動はシンプルブローバックで、ストライカー方式で撃発する。スライドとフレームは当初はアルミ合金製だったが、ブライコアームズ社以降(後述)は、安価・大量生産向きの亜鉛合金ダイカストで作られている。グリップ左側上部にマニュアルセイフティ(後期モデルでは形状が変更されている)、グリップ底部にマガジンリリースレバーを備える。

 同社は、ジョージ・ジェニングス(P-25で知られるレイヴンアームズ社の設立者)の息子ブルース・ジェニングスによって1978年に設立された。後にブライコアームズ(Bryco Arms)に社名変更するが、同社製品による暴発で、幼い子供が重傷を負うという事故が起きる。この銃はJ-22では無かったのだが、各所から訴訟を受け、ATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)からも「非常に危険な銃」と勧告を受けるなど、世間からバッシングを浴びることになる。2003年に同社は倒産するが、翌年、同社の一切の権利を買い取ったポール・ヒメネスが、ヒメネスアームズ(Jimenez Arms)と改名し事業を再開。ジェニングス/ブライコアームズ時代の製品をJA-22やJA-25に改名したほか、.32ACP弾.380ACP弾を使用する新モデルも製造・販売している。

登場作品ジャンル使用者備考
CSI:マイアミ項目参照
キャッスル
ミステリー作家は事件がお好き
TVドラマハヴィエル・エスポジートシルバーモデル
カイルのアパートで見つける
シーズン1・第1話
デッド・リミット映画エリカ・ロングシルバーモデル

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  • ちょっと前にこれを公園に埋めて隠し持ってたとかいう容疑で爺さんが逮捕されてましたよね(うろ覚え) -- 2016-08-19 (金) 11:20:42
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Last-modified: 2016-08-19 (金) 00:01:57 (2800d)