・ストーリー
1980年。要人暗殺の仕事を請け負った殺し屋のダニー(ジェイソン・ステイサム)は、仲間とともにメキシコに降り立った。標的が乗った車列を襲撃し、手際良く対象を始末するダニーだったが、車内にいた幼い子どもに気を取られ、駆けつけた警察官に撃たれてしまう。仲間の援護により、何とかその場から逃げることに成功したが、殺しの仕事に限界を感じたダニーは引退を決意する。
1年後。オーストラリアで恋人と一緒に気ままに暮らしていたダニーのもとに、かつての仕事仲間であるハンター(ロバート・デニーロ)の姿が写ったポラロイド写真が届く。ハンターは、“元SAS隊員を事故に見せかけて殺害しろ”という仕事に失敗し、依頼主の手により拘束されてしまったのだ。その依頼主から「ハンターが失敗した仕事を引き継がなければ彼を殺す」と脅されたため、ダニーは一度は辞めた殺しの仕事を引き受けることに。
一方、この暗殺計画を察知した元SAS隊員のスパイク(クライヴ・オーウェン)は、秘密結社“フェザーメン”の指示を受け、ダニーの追跡を開始するのだった―――
・作品解説
英国人探検家のラヌルフ・ファインズによる小説『The Feather Men』を原案とする実写映画作品。元SAS隊員でもあるファインズは、その時の体験を基に、この冒険小説を書き上げた。原作小説では、英国の秘密結社“フェザーメン”の他に、暗殺者集団“クリニック”が登場する(映画では特に言及されていないが、ダニーやハンター達のことであろう)。
ちなみに、サム・ペキンパー監督による1975年の映画『キラー・エリート』と作品名が(原題・邦題ともに)同じであるが、両者に関連性は無い。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
ダニー・ブライス | ベレッタ 92FS | 冒頭、メキシコでの仕事で使用 実際には、映画本編の時代には存在しない イメージ写真でも所持 |
グロック 17 | アムル首長の警備要員のホルスターから抜き取る | |
シグザウエル P226? | 英国工作員のショルダーホルスターから抜き取る | |
ベレッタ 92SB | ロンドンではサプレッサー装着 | |
L1A1 | SASの選抜試験で所持 | |
スパイク・ローガン | FN ハイパワー | − |
H&K P7 | 終盤、MI6職員から強奪 | |
ベレッタ 92FS | M9A1風(アクセサリーレールと直角トリガーガード) サプレッサー装着時もあり イメージ写真で所持 | |
アン・フレージャー | レミントン M870 | 新年の祝いに、空に向けて発砲 |
ハンター | コルト M727 | 冒頭、メキシコでの仕事で使用 |
グロック 17 | アムル首長の警護要員から強奪 監禁場所からの脱出時に使用 実際には、映画本編の時代には存在しない | |
1911 | アムル首長の警護要員から強奪 監禁場所からの脱出時に使用 | |
コルト ウッズマン | サプレッサー装着 パリの地下鉄ホームで使用 | |
IMI ガリル SAR | スコープ装着時もあり | |
デイヴィス | シグザウエル P226? | 実際には、映画本編の時代には存在しない |
マイアー | S&W製ダブルアクション・リボルバー | スナブノーズ シルバーモデル |
ジェイク | S&W製ダブルアクション・リボルバー | マイアーが落とした銃を使用 |
英国工作員 | シグザウエル P226? | ショルダーホルスターに携行 車内でダニーに抜き取られる |
MI6職員 | H&K P7 | 終盤で使用 |
マーティン | 簡易ライフル | 詳細不明 オマーンの砂漠地帯で使用 |
スティーヴン・クレッグ | L1A1 | SASの選抜試験で所持 |
要人 | H&K USP | 冒頭、メキシコで使用(発砲無し) |
警護要員 | ベレッタ 92FS | 冒頭、メキシコで使用 実際には、映画本編の時代には存在しない |
ゲリラ兵 | 中国北方工業公司 56式自動歩槍 | アムル首長の回想シーンで登場 |
SAS隊員 | 1911 | サリム(アムル首長の二男)を殺害する アムル首長の回想シーンで登場 |
L1A1 | SASの選抜試験で所持 | |
アリ(アムル首長の三男) | H&K MP5A3 | アムル首長の回想シーンで登場 |
アムル首長の警護要員 | グロック 17 | 実際には、映画本編の時代には存在しない |
AKS74U | 発砲無し | |
ハリスの恋人 | 1911 | ハリスから渡される |
フェザーメン構成員 | FN ハイパワー | − |
シグザウエル P226? | ホテルでデイヴィスから強奪 |
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