| 全長 | 銃身長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 連射速度 | 発射形式 | 製造国 |
| 1,070mm | 500mm | 8.9kg | 7.5mm×54 French | 25 | 450〜500発/分 | S/F | フランス |
MAC FM Mle1924 M29は、1924年にフランスのシャテルロー造兵廠にて開発されたMAC FM Mle1924(以下MAC 24)軽機関銃の改修型である。制式名称は"Manufacture d'Armes de Châtellerault Fusil Mitrailleur Modèle1924 M29（シャテルロー造兵廠製1924年型機関銃1929年式）"。
第一次世界大戦後、フランス軍はそれまで使用していた8mm×50Rルベル弾を、自動式火器に適した弾薬に更新することを計画し、1924年に7.5mm×58弾を開発した。これを使用する軽機関銃として1921年よりシャテルロー造兵廠で開発されていたモデルが1924年に採用され、MAC 24として1925年よりフランス軍で配備されることとなった。
しかし、MAC 24が制式採用された直後に7.5mm×58弾に運用上の問題が発覚した。当時のフランス軍では外人部隊など一部の部隊でドイツ由来の7.92mm×57モーゼル弾を使用する鹵獲品のモーゼル小銃やMG08/15重機関銃が配備されていたため、寸法が似通った7.5mm×58弾と取り違え、結果として大きな事故を引き起こす可能性があった。そこで1929年にケース長を短縮して規格を新たにした7.5mm×54弾が作られ、この新弾薬に合わせてMAC 24を改修したモデルが、MAC FM Mle1924 M29である。
作動方式はロングストロークピストンのガス圧利用式で、オープンボルトで撃発する。前後二つのトリガーを備えており、前のトリガーでセミオート、後ろのトリガーでフルオート射撃が行える、セイフティはトリガーの上方にある。
マガジンはダブルカラムの25連発着脱式で、後に登場するZB26やブレンなどと同じく機関部上部から装填する。マガジン装填孔には跳ね上げ式のダストカバーを備える。
アイアンサイトはタンジェントタイプで、マガジンを機関部上に据えていることから、左側へオフセットされている。銃床には金属製のショルダーレストと単脚が装備され、二脚は銃身に固定されている。
| 登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
| キャット・シット・ワン | − | − | 項目参照 |
| コール オブ デューティ2： ビッグ レッド ワン | − | − | 項目参照 |
| 史上最大の作戦 | − | − | 項目参照 |
| ジャッカルの日 | − | − | 項目参照 |
| デイズ・オブ・グローリー | − | − | 項目参照 |
| ドニエプル攻防決戦1941 | − | − | 項目参照 |
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照
