モデル | 口径 | 使用マガジン | 銃身長 | 全長(銃床非伸縮展開/折畳時) | 重量 | 発射形式 | 製造国 |
AKL | 7.62×39mm弾 | AK-47互換 | 415mm | 950(685)mm | 3.9kg | S/F | イスラエル |
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AKS | 315mm | 850(585)mm | 3.75kg | 不明 | |||
AGL | 5.56×45mm弾 | AK&Galil互換 | 415mm | 950(685)mm | 3.9kg | ||
AGS | 315mm | 850(585)mm | 3.75kg | ||||
AML | AR-15互換 | 415mm | 950(685)mm | 3.9kg | |||
AMS | 315mm | 850(585)mm | 3.75kg | ||||
AGRL | 5.45×39mm弾 | AK-74互換 | 415mm | 950(685)mm | 3.9kg | ||
AGRS | 315mm | 850(585)mm | 3.75kg | ||||
AK-308 | 7.62×51mm弾 | 不明 | 415mm | 955(695)mm | 4.3kg | ||
AK-9 | 9×19mm弾 | 240mm | 746(505mm) | 3.25kg |
イスラエルの銃器カスタムパーツメーカー、CAA(コマンド アームズ & アクセサリーズ)Industries社とロシア防衛産業との合弁事業によって設立された合弁企業、Kalashnikov Israel(カラシニコフ イスラエル[以下、KISR])社が開発した次世代AK。「ALFA」はロシア連邦保安庁のスペツナズ、「Альфа(アルファ)」から由来する。*1
2011年より開発開始され、Kalashnikov USA(カラシニコフ アメリカ[以下KUSA])より、2016年のSHOT SHOW(ショットショー)で初発表された。
開発には元イスラエル国防軍特殊部隊員のCAA創業者の意見の反映と、人間工学に基づいた設計がなされている。
AKの基本的な構造、作動方式はそのままだが、特に従来型AKの最大の弱点であったグリップから手を放さなければ操作出来ないセレクター、及びボルトキャリア一体の右側面からしか操作出来ないチャージングハンドルは、大幅に設計変更されている。
セレクターはグリップを握ったまま親指で操作できるARライクな形状のアンビタイプなったほか、発射形式の順番も、元のAKの「セーフ→フル→セミ」から、「セーフ→セミ→フル」に改めてられている。
チャージングハンドルも、左右両面に付け替え可能になっており、素早いコッキングが可能になっている。なお、チャージングハンドルはボルトキャリアに接続する為、射撃と連動して作動する。
この他、フリーフロートバレル、ハンドガード一体となったフラットトップレールレシーバー、レールの取り外し可能なフォアエンド、SCARやACRライクなチークピースとバットプレートの調整可能な折り畳み式伸縮ストック、トリガーフィンガーで操作出来るアンビマガジンリリースレバーなど、現代銃器の拡張性とトレンドを兼ね備えている。
なお、2020年現在、KISR社の公式サイトやFacebookアカウント消滅しており、CAA社の製品ページに本銃が掲載されている事から、本銃に関する権利はCAA社が所有しており、KISR社は自然消滅したと思われる。また、KISR社とKUSA社の関係性も不明。
民間市場への流通は、「Kalashnikov ISR」の刻印がなされているセミオートオンリーのモデルが、欧州の一部銃砲店で販売されているのが確認されているだけであり*2、発表当初予定されていたアメリカの民間市場への流通は行われていない。*3
軍や警察組織への採用は、コンゴなどのアフリカ諸国*4や極東の一部国家*5などに合計数千丁を輸出する契約がされたと関係者は話しているが、どの国家へ輸出されたのかは不明。
2019年、ナイジェリアの空挺部隊所属と思われる兵士が本銃を携行している姿が確認されている。*6
また、同年ドイツIWAではCAA社の最新モデルが公開されており、AR15のようなボタン式のマガジンリリースへと変化したコントロールが確認されている。*7
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
PSYCHO-PASS サイコパス | アニメ | - | SS3及び第3期で登場 |
Warface | ゲーム | - | - |
World War 3 | ゲーム | - | - |
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