全長(展開時) | 重量 | 口径 | 装弾数 | 連射速度 | 発射形式 | 製造国 |
262(503)mm | 0.5kg | 9mm×19 | 17/31/33 | ?発/分 | S/F | アメリカ |
FMG-9(Folding Machine Gun, 9mm)は、アメリカのマグプル社が開発した折り畳み式の短機関銃である。2008年のショットショーで初めて登場した。コンセプトは要人警護用のPDWであり、携行のし易さを考慮し、主要部品はポリマー素材で構成されている。
折り畳みの仕組みは、先に登場したアレス FMGやUC-M21を参考にしているが、内部機構にはグロック 17系の部品(スライドや撃発機構など)が組み込まれている。つまり、中身はピストルそのものなので、クローズドボルトでの発火方式となる。FMG-9用に追加されたコッキングハンドルを引けば展開状態となり、ハンドルの配置によっては片手での展開操作も可能である。セミ/フル切り替え用セレクターは、グロック 18同様にスライド左側面に設けてあるが、本体カバーを開けた状態でないと切り替え操作はできない。銃身は、6.5インチのロングバレルに換装されている。
UC-M21と同様にキャリングハンドル*1を備えており、折り畳み時はさながら“工具箱”のようにも見えるので偽装効果も高い。本体カバー上面にはフルレングスのピカティニーレールが配されているので、偽装効果は低下するがキャリングハンドルを外して各種照準装置を載せることも可能。また、キャリングハンドル先端の空きスペースは、ピストル用タクティカルライトを装着するためのものである。
スライドそのものは本体カバーに覆われているが、コッキングハンドルは左右で交換が可能なので、利き手を選ばない操作系となっている。また、折り畳み式のフォアグリップがせり出したり、本体後部を覆っている部品が展開時にはバットストック?の固定及びチークピースを兼ねるなど、随所に様々なアイディアが盛り込まれている。
弾倉は、グロック系の9mmマガジンに対応しており、+2仕様のマガジンベースを外せばロングマガジン使用時でも折り畳みが可能である。
2010年、マグプル社のエアソフトガン部門であるPTSは、台湾エアガンメーカーのKWAとの共同開発で「FPG(Folding Pocket Gun)」の名称で、既存のエアソフトガンを組み込むことで完成するカスタムキットと、組み込み済みのコンプリート製品を発売している。内部機構には日本のKSC製のガスブローバックガンG18C、またはそのKWA製クローンを組み込む設計で、両社のエアソフトガングロック用のマガジン(6mmBB弾)を使用する。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
Alliance of Valiant Arms | − | − | 項目参照 |
Combat Arms | − | − | 項目参照 |
怪滅王と12人の星の巫女 | 漫画 | 烏丸 稀奈子 | タクティカルライト装着 第9話の扉絵で登場 |
ゴーストライダー2 | 映画 | グラニック | − |
コール オブ デューティ: モダン・ウォーフェア3 | − | − | 項目参照 |
バトルフィールド ハードライン | − | − | 項目参照 |
ペーパーマン | − | − | 項目参照 |
レインボーシックス シージ | − | − | 項目参照 |
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