EDMアームズ ウィンドランナー / EDM Arms Windrunner 【対物小銃】
ウィンドランナーは、元アメリカ海兵隊員のビル・リッチーが設計した、大口径のボルトアクション式ライフルである。全て受注生産で、2016年現在までに約3500挺が製造されている。1996年に行われたアメリカ陸軍のXM107トライアルに参加したことを理由に「XM107」の名称で宣伝されていた時期もあったが、実際にXM107のデジグネーションを受けたことはない。 ウィンドランナーの特徴は、銃身とレシーバーが手回し可能なバレルナットによって固定されている点にある。これによって、射手は工具なしに1分以内に分解・組み立てを行うことができる。また、銃身とボルトの交換によって様々な口径へコンバートすることも可能である。主なモデルに.50BMG弾と.50DTC弾を使用する「M96」、.338 ラプアマグナム弾を使用する「M98」、.308ウィンチェスター弾に対応する「M12」があり、シャイタック社の登場後にTHOR社と共同で開発された、ロワーレシーバーを交換することで.408/.375シャイタック弾が使用可能になる「XM408/XM375」も存在する。 後に、ウィンドランナーをベースとしてシャイタック M200とネメシスアームズ ヴァンクイッシュが開発されている。 このページの画像はウィキメディア・コモンズから転載しています。
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