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これらのキーワードがハイライトされています:%A5%EA%A5%D9%A5%EC%A1%BC%A5%BF%A1%BC ゼネラルモーターズ FP45 "リベレーター" / GM FP45 "Liberator" †![]() 1942年にアメリカ軍の国防研究委員会(NDRC)によって開発された小型拳銃。 ヨーロッパやアジアの枢軸国支配地域のレジスタンスを支援するべく開発された。製造は自動車製造技術に長けていたゼネラルモーターズ(GM)が担当。 薄い鉄板を電気溶接で継ぎ合わせた至極単純な構造で生産効率は非常に高く、約6ヶ月と云う短期間で約100万挺が生産された。コストは.45ACP弾が10発ついて一挺当たり2.4ドルほど。 再装填の手順は次の通り。 アメリカ側としては、歩哨などの「1人で行動している敵」に無害を装って近づき、リベレーターで倒してから敵の武器を奪うという運用を想定していたらしい。枢軸側が支配的だった当時の欧州で、大規模な反攻・レジスタンスへの直接支援が当面望めない中での窮余の一策と言えるが、少々無責任な話ではある(尤も「まともな」武器を大量に送れば、逆に枢軸国側に拾われるとそのまま使用されかねないため、やむを得ない面もある)。 余談だが、このリベレーターの後継としてコルトM1911A1のプレス生産タイプが計画されていたという。生産は引き続きGM社が行う予定だったか、やはり技術的に無理があったのか、結局は計画倒れに終わっている。
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