ベレッタ BU9 ナノ / Beretta BU9 Nano 【自動拳銃】

ベレッタ BU9 ナノ
全長銃身長重量口径装弾数製造国
143mm78mm (3in)562g9mm×19
9mm×21 IMI
.40 S&W
6/8+1アメリカ

 BU9 ナノは、アメリカのベレッタUSAが2011年に開発した、ストライカー方式のポケットピストルである。用途は、セルフディフェンスやコンシールドキャリーなど。
 ロープロファイルのサイトシステムの採用や、外装式の操作レバーを廃止するなど、携行時に衣類等への引っ掛かりを防ぐために、徹底的に凹凸を無くしたスナッグフリーのデザインとなっている。

 作動方式はショートリコイル、閉鎖方式はティルトバレル。トリガーはダブルアクションオンリーで発射する。グロックタイプのトリガーセイフティはあるが、手動で操作できるレバーは無い。スライドストップ機能はあるが手動のリリースレバーは無いので、ホールドオープンを解除するには、直接スライドを操作する必要がある。テイクダウンレバーは無く、フレーム右側にあるネジを薬莢のリムを使って回すことで分解する。フレーム右側後部には、ストライカーをデコッキングする「ストライカー・ディアクティベーター」というボタンがあり、細いピンなどを差し込んで操作する。マガジンリリースボタンは左右で交換が可能。アイアンサイトには、視認性を高めるためのホワイトドットが入っている。レーザーマックス社のセンターファイアレーザー(トリガーガードに固定するタイプのレーザーサイト)も用意されている。
 弾倉の装弾数は標準では6発だが、マガジンプレートをエクステンションパーツと交換することで、2発分増やすことができる。

 インナーシャーシとポリマーフレームは分割可能で、フレーム左側にはシリアルナンバー確認用の覗き穴が設けてある。銃の購入時には、シリアルナンバーが刻まれたシャーシ側が登録費として課税対象となるので、別売りのフレームカラー(FDE、ODグリーンやピンクなど)を購入しても新たに課税されることはない。

 BU9 ナノはマニュアルセイフティを備えていないので、銃規制に厳しいアメリカ・カリフォルニア州では販売することができない。

登場作品ジャンル使用者備考
PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニットTVドラマジョス・カーターレーザーマックス製センターファイアレーザー装着
シーズン3
サマンサ “サミーン”・ショウ
ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり項目参照

このページの画像はベレッタUSAから転載しています。
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