モデル | 銃身長 | 全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
CAT-9 CAT-380 | 3in | 140mm | 600g | 9mm×19 .380 ACP | 7+1 | アメリカ |
---|---|---|---|---|---|---|
CAT-40 CAT-45 | 3.25in | 161mm | 539g | .40 S&W .45 ACP | 6+1 |
CAT("CAT"egory)シリーズは、アメリカのイントラテック社が1993〜2001年に製造していた、小型のポリマーフレームピストルである。原型となったのは、イスラエル人銃器デザイナーのネヘミヤ・シルキスが設計したオールスチール製のSD-9ピストルで、CATシリーズの設計も同氏が手がけている。
1980年代後半からアメリカ国内で高まりつつあった銃規制運動を見据えた同社が、護身用拳銃マーケットへの参入を決めたことが開発のきっかけ。護身用として設計されてはいるが、犯罪者御用達のTEC-9シリーズを作ったメーカーの製品という先入観と、全体が黒ずくめで飾り気の無いデザインが、銃規制派の人間にかえって攻撃的なイメージを抱かせてしまう。各メディアからは「アサルトウェポンとサタデーナイトスペシャルを足して2で割ったような銃」とまで批判され、売り上げ状況は芳しくなかったようである。
撃発はストライカー方式で、トリガーはダブルアクションオンリー。グロックに似た四角いスライドには一般的なアイアンサイトは無く、上面に設けられた溝をサイトの代わりとして使用する。グリップのフロントストラップにはフィンガーグルーブ加工、バックストラップにはハイグリップ用の窪みがあるなど、エルゴノミクスデザインが採り入れられている。トリガーは軽量化のため3つの穴が開いた独特なデザイン。
当初は、9mmパラベラムモデルの「CAT-9」と.380ACPモデルの「CAT-380」だけだったが、1996年には.40S&Wモデルの「CAT-40」と.45ACPモデルの「CAT-45」が登場した。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
GALACTICA/ギャラクティカ | − | − | 項目参照 |
サンクチュアリ | TVドラマ | ウィル・ジンマーマン博士 | シーズン4・第6話 |
ハイテク武装車バイパー | TVドラマ | ビリー・レノックス | 台詞で「X線検査に探知されない」と説明がある |
ダナ・キャロー |
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照