モデル | 全長 | 重量 | 口径 | 発射形式 | 装弾数 | 製造国 |
P416(10.5inモデル) | 704.9mm | 3221g | 5.56mmx45 | S/F | 30 | アメリカ |
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P415 Edge(ライフル) | 863.6mm | 3175g | 5.56mmx45 .300BLK | S | ||
P415 Edge(ピストル) | 711.2mm | 2912g | 5.56mmx45 .300BLK | S |
パトリオットオードナンスファクトリー(現POF-USA)社で2011年より販売されているAR15クローン。HK416などと同じくショートストロークガスピストン方式を採用している。
POF社は、当時既に30年近い宇宙産業部品の製造ベテランであったフランク・デソマ氏をCEOとし、当時問題視されていたAR15の弱点を克服した製品を研究・供給すべく2002年に発足した。
当時のアメリカの銃火器界でも賛否両論であったように、デソマ氏もAR15のDI方式の欠点を嫌っており、もっぱらFALを愛用していた。彼はそのアメリカでも屈指の技術力を以て、AR15の改良を行おうと考えたのである。
P416に施されたNP3表面加工処理は当時の銃火器業界には前例がない高品質なもので、標準的なバレルの倍以上の寿命を持ち、耐食性も非常に高い。
フリーフローティングなマウントレール対応ハンドガードを標準装備、サプレッサーにも対応し、フルオートでの制御性を高める低速ピストンとバッファを採用する。
第一世代モデルでは当時問題の多かったガスレギュレーターを採用せず、ヘッドが両端で異なるピストンロッドを採用することで、ピストンロッドの向き(ヘッド形状)を変えることで動作圧を変更、サプレッサーに対応するというユニークな機構を採用していた。(第2世代以降では通常のガスレギュレーターへと変更されている)
なお製品名については当時HK416(旧HKM4)同様商標問題に直面したらしく、公式の言及はないが同時期に現在の製品名(P416)となっている。
セレクティブファイアモデルのP416は10.5インチモデルの他、7.5インチ・14.5インチ・16.5インチが用意されいる。P415は民間向けのセミオートオンリーモデルで、2017年よりハンドガードの換装、サイズの縮小などの改良を加え軽量化された最新モデル「Edge」が登場した。アームブレスを備えた10.5インチのピストルモデルも存在する。
Ubisoft社とは何らかの広告契約を結んでいるらしく、ゴーストリコン フューチャーソルジャーでの登場以来、ファークライシリーズやウォッチドッグスシリーズ、ディビジョンなどの同社ゲーム製品にて他のPOF社製品などと共に登場している。
アメリカの純国産AR15としても非常に高価な部類である一方、その性能もそれに恥じないものであり、9インチの短銃身でさえ数千発クラスのフルオート射撃を修理はおろか清掃なしで容易くこなす耐久性は「アメリカ品質」を代表する製品として一部に強い支持を受けている。
なお、同社はパキスタンの国有兵器会社パキスタン・オードナンス・ファクトリー(POF)と略称が同じであることから、アメリカでの販売に即して名称を変えた子会社だという誤解をしばしば持たれていた*1。このため、P416の大々的な販売を開始した2010年代には社名をPOF-USAへと変更している。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
ウォッチドッグスシリーズ | ゲーム | - | 項目参照 |
ゴーストリコン フューチャーソルジャー | ゲーム | - | 項目参照 |
ゴーストリコン ワイルドランズ | ゲーム | - | 項目参照 |
スプリンターセル ブラックリスト | ゲーム | - | 項目参照 |
ダイ・ハード/ラスト・デイ | 映画 | - | 項目参照 |
ディビジョン | ゲーム | - | 項目参照 |
ファークライ3 | ゲーム | - | 項目参照 |
ファークライ4 | ゲーム | - | - |
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