ERMC エヴァンス連発銃 / ERMC Evans Repeating Rifle 【小銃】 †![]()
1873年にウォーレン・R・エヴァンスが設計したエヴァンス連発銃は、ロータリーマガジンを使用するレバーアクションライフルである。製造は、エヴァンス・ライフル・マニュファクチャリング・カンパニー(Evans Rifle Manufacturing Company)が行った。 エヴァンス連発銃は、スペンサー銃に似た構造の星形レシーバーを有し、レシーバー一体となったチューブ状のマガジンをバットストック内に有する。しかし、マガジン内部は、弾薬が螺旋状に配された一種のヘリカルマガジンとなっており、最大34発という驚異の装弾数を誇る。そのためマガジン本体は、外見はチューブ状ながら、スペンサー銃のそれよりも太くなっている。マガジンはロータリー式で、レバー操作をすると、カートキャリアーが1/4回転して弾薬を装填するという仕組み。 エヴァンス連発銃は、1876年までに製造された初期型と、1876年以降に製造された後期型に分類される。後期型では、マガジン保護のためバットストックの形状が変更され、ジャム防止策として排莢口にダストカバーが追加された。
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