MAS M1892 / MAS Mle 1892 【回転式拳銃】
M1892([仏]Modèle 1892 or Mle 1892)は、M1873の後継として開発されたフランス軍のサービスリボルバーである。1892年から1924年間に、MAS(サン=テティエンヌ造兵廠)で約350,000挺が製造された。ベルギーとスペインでもライセンス生産されている。 先代のM1873とは違ってサイドスイング式(珍しく右側にスイングアウトする)を採用しており、装填・排莢時間の短縮化を図っている。フレーム左側面はヒンジで固定されており、クリーニング時には開くことが可能。初期は黒色火薬カートリッジを使用していたが、第一次世界大戦中に製造された後期型以降は無煙火薬カートリッジに変更された。 銃自体の完成度は高いM1892だが、8mm口径の弾薬は軍用としては威力不足だった(かろうじて、.32ACP弾と同程度の威力)。
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