モデル | 銃身長 | 全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
Mk I | 4in | 260mm(4inバレル) 286mm(6inバレル) | 995g 1100g | .455 Webley | 6 | イギリス |
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Mk II | ||||||
Mk III | 5in | |||||
Mk IV | ||||||
Mk V | 4in 5in 6in | |||||
Mk VI | 6in | |||||
Mk IV .38/200 | −in | 266mm | 1100g | .38/200(.38 S&W) |
イギリスのウェブリー&スコット社が開発した、中折れ式のダブルアクションリボルバー。イギリス軍の制式拳銃として、19世紀末から第二次大戦以降の1963年まで、長きに渡って使用された。
ヒンジを介して、本体が2ピースに分かれた構造で、本体上部の固定用のストッパーはリアサイトを兼ねる。ヒンジにはカム機構が仕込まれており、ブレイクオープンの際、エキスラクター(薬莢排出用のツメ)がせり上がって、薬莢をシリンダーから排出する「自動排莢式」となっているのが特徴。折り切ったところで再びエキストラクターが引き戻される仕組みとなっており、排莢と再装填がスムーズに行える設計である。
ウェブリー&スコット社が初期に製造していた「WG(ウェブリーグリーン) アーミーモデル」を原型としており、中折れ構造に自動排莢機構を盛り込んだ設計もWG譲りのものである。
ウェブリー&スコット社は、長らくイギリス軍と蜜月の関係にあったが、1930年代には、同社が開発協力を行っていた同国エンフィールド造兵廠製のエンフィールドNo.2 Mk.1リボルバーが、明らかなウェブリーリボルバーのコピーだったにも関わらず、エンフィールドオリジナルのリボルバーとして制式拳銃の座を奪うというトラブルに見舞われている。
しかし、エンフィールド造兵廠が、戦時要求の生産数を満たすことができないことが判ったため、結局、ウェブリーMk.IVも制式拳銃として採用されている。
モデル名 | 特徴 |
WG | 原型 |
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Mk I | 最初期モデル。バードビーク(鳥のくちばし)タイプのグリップ。黒色火薬(ブラックパウダー)を使用 |
Mk II | ハンマーとグリップが改良された |
Mk III | シリンダーとフレームのロックシステムが改良された |
Mk IV | 高品質スチール材を使用。ハンマーを小型化、シリンダーの溝を大きくすることで軽量化を図った |
Mk V | シリンダーを大きくし頑丈に改良した。無煙火薬(スモークレスパウダー)を使用 |
Mk VI | スクエアタイプのグリップ。フロントサイトが取り外し可能。RSAFが本銃を参考にNo.2リボルバーを開発した |
Mk IV .38/200 | .38/200(.38 S&W)口径。200グレインの黒色火薬を使用 |
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
X-ファイル | − | − | 項目参照 |
インディ・ジョーンズ | − | − | 項目参照 |
コール オブ デューティ2 | − | − | 項目参照 |
ザ・ユニット 米軍極秘部隊 | − | − | 項目参照 |
猿の惑星・征服 | − | − | 項目参照 |
ジオブリーダーズ | − | − | 項目参照 |
処刑人II | − | − | 項目参照 |
ドゥームズデイ | − | − | 項目参照 |
ハムナプトラ2/黄金のピラミッド | − | − | 項目参照 |
ヘルシング(OVA版) | − | − | 項目参照 |
メダル オブ オナー アライドアサルト リロード | − | − | 項目参照 |
リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い | − | − | 項目参照 |
ロスト・チルドレン | 映画 | ミス・ビスマス | 発砲無し |
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