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1960年代に開発された世界初、そしておそらく最後のロケット弾拳銃。 銃弾内部に推進剤が装填されており発射時に点火。推進剤を燃焼しつつ徐々に加速してゆく。初速が低いため反動は極めて少なく撃ちやすいが、当然、至近距離では加速が足りないので威力に乏しく、試験的に購入したアメリカ軍が行ったテストでは、近距離から鉄帽を貫通させる事もできなかったと云う。かといって長距離だと無誘導ロケットの悲しさで命中率は限りなく低い。 ただし最適な距離で命中すれば、マグナム弾ほどの威力はあった。 なお、グリップ内のマガジンは内蔵固定式であったため、再装填には時間を要した。
登場当初こそ物珍しさから注目を集め、カービン(上記写真下段)やライフル(上記写真中段)といったバリエーションもごく少数販売されたが、いずれもすぐに人気を失い、1969年に生産終了した。総製造数は3000挺ほどで、現在はコレクターアイテムと化している。
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