MAC Mle1950【自動拳銃】 †
MAC50またはMle1950(MAC Modèle 1950)は、1950年にフランスのシャテルロー造兵廠(MAC:Manufacture d'armes de Châtellerault)にて開発された自動拳銃である。生産は1956年から同造兵廠でスタートしたが、1961年から加わったサンテティエンヌ造兵廠に翌々年の1963年から全生産が引き継がれた。このため、サンテティエンヌ造兵廠の名から取られた「MAS50」と呼ばれることもある。1978年の生産終了まで約341,900挺が製造された。 構造的には先代のMle1935を踏襲しており、1911とよく似たロックブリーチショートリコイル作動とリンク式ティルトバレルを用いている。トカレフに似たハンマーメカニズムのユニット化やシングルアクショントリガー、スライドのマニュアルセイフティなど整備性や操作性も同様だ。一方、より大口径の9mm弾に変更しながら、シングルカラムマガジンは一発増量されている。 このページの画像はWikimedia Commonsから転載しています。
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