レミントン・アームズはアメリカの銃器メーカー。本社はノースカロライナ州マディソンにある。
創立は1816年で、アメリカ最古の民間銃器メーカーである。
創設者のエリファット・レミントンが自分用にライフルを製作し、それを見ていた射撃仲間が同じライフルを作るよう彼に依頼したのが始まり。創設当時の社名はE・レミントン・アンド・サンズであった。
1896年にスポーツ用品メーカーに買収され、1912年にその子会社で当時米国内で最大手弾薬メーカーであったユニオン・メタリック・カートリッジ(UMC)と合併。社名をレミントンUMCとし、弾薬の製造も請け負った。
その後何度も買収されるが、2007年にサーベラス・キャピタル・マネジメントが買収し現在に至っている。
今日ではウィンチェスターと並び、米国内の狩猟用ライフル・散弾銃の大手である。特に狩猟用散弾銃部門では売り上げトップの企業となっている。弾薬の開発・製造も続けており、有名な例として.44Magnum弾はレミントンとS&Wの共同開発で生み出されている。
2012年には、アメリカ陸軍が、現用主力ライフルであるM4カービン24,000挺の購入契約を、レミントン社と結んだことがアナウンスされている。契約は数量未確定 (IDIQ : Indefinite - Delivery Indefinite-Quantity) で、最大で1億8千万ドルに及ぶ大量購入になるとされている。
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