モデル | 全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
マンビル 12ボア・ガン | 不明 | 不明 | 12ゲージ | 24 | アメリカ |
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26.5mm マシンプロジェクター | 不明 | 不明 | 26.5×80mmR | 18 | |
37mm マンビル・ガスガン | 不明 | 不明 | 37×127mmR | 12 | |
ホーク MM1 | 635mm | 5.7kg(未装填時) | 40×46mm | 12 |
チャールズ・J・マンビルが1935年から1938年にかけて製作・発売したシリンダー状の回転式弾倉を有する銃器群のことで、「マンビルガン」とはその総称である。
スチールとアルミ合金のパーツで構成され、ストック?は無く前後のグリップで保持した。手動巻き上げ式のゼンマイで回転するリボルバー式のシリンダー弾倉を有し、多数の弾体をトリガー操作のみで連続発射することが可能だった。のちのストライカーやMGL?といった回転式散弾銃/擲弾発射器のはしりとも言える。
1935年に作られたオリジナルは、12ゲージのショットシェル(18.5×70mmR)を発射する散弾銃で、装弾数24発の回転式弾倉を有した。
翌1936年には、フレア弾や煙幕弾、暴徒鎮圧用ガス弾などを使用する26.5mm口径(26.5×80mmR)の非殺傷火器バージョン「26.5mm マンビル・マシンプロジェクター」が作られた。このモデルでは銃身とシリンダー部にインサートをセットすることで、12ゲージシェルや.38スペシャル弾のクラスターを発射することもできた。
1938年にはマシンプロジェクターを37mmにボアアップしたモデルが作られた。「37mm マンビル・ガスガン」と呼ばれたこのモデルは、37mm口径(37×127mmR)のフレア弾、煙幕弾、催涙ガス弾を最大12連発することができたが、フル装弾したこれを個人で携行するには相当の体力が必要だったようで、固定銃架や3脚などに設置可能なようにも設計されていた。
これらマンビルガンは、警察やセキュリティ用にマンビルカンパニーから販売され、1935年のインディアナ州テレホートで起きたゼネラル・ストライキでは、インディアナ州兵が26.5mmモデルを実際に発砲したとされる。
しかし歴史に残る事件での使用を記録に残したものの、マンビルガン自体のセールスは全く振るわず、1943年には生産終了となり、マンビルガン用の製造機械や図面などは全て破棄されてしまった。
ちなみに1980年の映画「戦争の犬たち」で登場したことで知られるようになった"XM-18E1R"というグレネードランチャーは、マンビルの26.5mmマシンプロジェクターを転用したステージガンで、架空のもの。劇中ではアメリカ軍の試作グレネードランチャーで、破片榴弾、榴弾、催涙弾、フレシェット弾、対人弾、対戦車弾と様々な弾薬を扱えるマルチプルなランチャーという触れ込みがまことしやかに語られたが、実際の撮影にはインサートを用いて12ゲージの空包シェルが使用された。
ホーク・エンジニアリング(Hawk Engineering)社からは、このマンビルガンをベースにM79などと同じ軍用の40mm弾(12連発)を使用するMM1が開発されている。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
SOCOM: U.S. Navy SEALs | − | − | 項目参照 |
the EDGE | − | − | 項目参照 |
オペレーション・フラッシュポイント | − | − | 項目参照 |
クライムハンター | − | − | 項目参照 |
コール オブ デューティ: ブラックオプスII | − | − | 項目参照 |
戦争の犬たち | − | − | 項目参照 |
ターミネーター2 | − | − | 項目参照 |
パラサイト・イヴ2 | − | − | 項目参照 |
ヘルシング | − | − | 項目参照 |
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