ゼネラル・ダイナミックス XM806 【重機関銃】 †![]()
![]() XM806は、ゼネラル・ダイナミックス社で開発されていた.50口径重機関銃。耐用年数を迎えつつあるアメリカ軍のM2重機関銃に代わる次世代の重機関銃として開発された。 XM806は、歩兵の負担を軽減するため、レシーバー部分をアルミニウム合金で製作するなどして重量をM2の半分近くまで削減した。一方で従来以上に反動を軽減するため、ボルトキャリアが前進しながら発砲することで反動を相殺する機構を採用。M2機関銃に比べ60%程度反動を軽減した。複数のターゲットの中から単一目標を選択的に攻撃できるよう、毎分40発/分という低レートで発砲することもできる。また運用面や整備面でも、射手の安全性の向上や、より容易に分解可能なよう改善が図られている。 2013年度からの調達契約が決まっていたものの、軍事費削減のあおりを受けたらしく2012年7月に計画中止が発表された。ちなみに調達費用は全てM2の改修費用となったようである。
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