ロッキード・マーチン プレデター / Lockheed Martin "Predator" 【対戦車誘導弾】 †
ロッキード・マーチン社が開発した、個人携行可能な撃ち放し式対戦車、対装甲火器。アメリカ海兵隊での採用名はFGM-172 SRAW(Short Range Assault Weapon:短距離強襲ミサイル)。名前のプレデターとは英語で捕食者を指す言葉であり、映画『プレデター』で日本でも知られるようになった。 1990年頃よりM72やM136の後継として開発開始され、2002年に実用化の目途が立ったため、アメリカ海兵隊に数百器の導入が行われた。ただし、これは同社のほぼ同じ用途のミサイルであるジャベリンより評価が低いため、これを補う数合わせ的扱いであり、2004年には火器の一本化により開発も導入も停止された模様である。 なおイラク戦争では現場より「余計な誘導は要らないから、市街地や掩蔽壕用に真っ直ぐ飛んで、派手に爆発する奴をくれ」との要求が出たため、2004年、ロッキード・マーチン社は納入済みのプレデターの弾頭を、トップアタック式と直接式を切り替えられるSRAW-MPV(Multi-Purpose Variant)に改造・換装する契約を受けている。
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