モデル | 全長(伸長時) | 重量 | 口径 | 装弾数 | 発射形式 | 製造国 |
XCR-L スタンダード | 699(940)mm | 3.4kg | 5.45mm×39 5.56mm×45 6.8mm×43 SPC 7.62mm×39 | 30 | S/F | アメリカ |
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XCR-L ミニ | 508(696)mm | 2.88kg | 5.45mm×39 5.56mm×45 6.8mm×43 SPC 7.62mm×39 | 30 | S/F | |
XCR-L マイクロ | 457(610)mm | 2.49kg | 5.45mm×39 5.56mm×45 6.8mm×43 SPC 7.62mm×39 | 30 | S/F | |
XCR-L ピストル | 457mm | 2.36kg | 5.45mm×39 5.56mm×45 6.8mm×43 SPC 7.62mm×39 | 30 | S | |
XCR-M スタンダード | 762(940)mm | 4.2kg | 7.62mm×51 .260 Remington | 20 | S/F | |
XCR-M ミニ | 711(864)mm | 3.72kg | 7.62mm×51 .260 Remington | 20 | S/F |
XCRは、アメリカのロビンソン・アーマメント・カンパニー(Robinson Armament Company)が開発した、複数の口径に対応した次世代突撃銃である。2004年に同社のアレックス・J・ロビンソンが設計を担当した。
2003年に行われたUS SOCOMの『SOF コンバットアサルトライフル(別名:SCAR)』トライアル提出用として、XCRの開発は始まった。同社は以前にもSOCOMのトライアル『SPR-V』(詳細は『ナイツ SR-47』項を参照)に参加しており、その提出用銃である「RAV-02」で培った技術を引き継ぐ形で開発が進行した。しかし、ブランク・ファイアリング・アダプター*1の調達が遅れたため、トライアルからの脱落を余儀なくされる。トライアルではFN社のSCARに敗れたものの、同社は開発を続行し、現在は民間市場での販売を行っている。
レシーバー周りなどXCRの外観はM16/M4タイプに近いが、作動方式はAK47などが採用しているロングストローク・ガスピストンである。アッパーレシーバーはハンドガードと一体型となり、上部に17インチのピカティニーレールを搭載。ボルトフォワード機能は、レシーバー左側面に配されたチャージングハンドルに統合されている。
ストック?は、M4タイプのテレスコピックタイプではなく、サイドスイング・フォールディングタイプ。初期はスケルトンタイプだったが、現行モデルは同社製のFAST(Fully Adjustable Stock)を装備している。これはサイドスイングはもちろん、5段階で伸縮、2段階でチークパッドの高さが調節できる仕様である。
基本プラットフォームは、16インチバレルの5.56mm x45モデルだが、ヘックスレンチのみで他の口径や銃身長に交換できる。フラッグシップモデルの「XCR-L」の製造は、2006年中頃に開始。2007年には6.8mm x43 SPCモデル、2008年には7.62mm x39モデルが登場。
2009年には、10インチバレルの「XCR-L ミニ」、7.5インチバレルの「XCR-L マイクロ」、ピストルタイプの「XCR-L ピストル」が登場。
7.62mm x51モデルの「XCR-M」は、スタンダードとミニの2種類が存在する。スタンダードは16及び18.6インチバレル、ミニは13、14.7、16インチバレルを備える。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
Alliance of Valiant Arms | − | − | 項目参照 |
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