全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
250mm | ?g | .45 ACP | 12+1 | アメリカ |
ストライクガンは、アメリカのカスタムメーカー・Z-Mウェポンズのアラン・ズィッタが製作した、1911ベースのカスタムガンである。CQCに特化した改造が施されており、他メーカーの1911カスタムと比べ、かなり攻撃的なフォルムをしている。
製作された時期によって、ベースとなった銃や仕様に違いはあるが、主な特徴は以下のとおり。
・スライド前端を押さえられて発射不能にされたり、押しつけた銃口が払い除けられるのを防ぐ、スパイク付きのマズルガード(もしくはスタンドオフ)
・グリップ底部に、近接格闘用のスパイク
・スライド後部にハンマーシュラウドを設け、ハンマーとリアサイトを保護(乱闘時の引っかかり防止)
初めて登場したのは1994年のショットショーで、当時のモデルは、コルト Mk.IV シリーズ80のスライドと、マコーミック製のダブルスタックフレームを組み合わせた仕様であった。マズルガードはシンプルなプレートで、スプリングのプラグを囲むように小さな3つのピンがあるのみ。ハンマーシュラウドにはL字状の肉抜き穴。
1999年に登場した新モデルでは、2011モジュラーフレームのSTI エッジがベースとなっている。肉厚になったマズルガードには、ミートハンマーを思わせるチェッカー状のスパイクが施されている。グリップ底部の打突用スパイクは、敵を引き倒すフックや、プローン射撃時のモノポッドとして機能するアンカーツールに変更された。フルレングス・ダストカバー下部にはアクセサリーレールを装備している。ハンマーシュラウドには"Z"の肉抜き穴。
スパイク付きマズルガードは、後にCZ75 SP1のような量産モデルにもオプションとして採用されている(ちなみに、CZ75 SP1には銃剣が装着可能である)。
また、ストライクガンの発想は各メディアにも影響を与えている。映画『リベリオン』では、ベレッタ 92FSベースのカスタムガンが登場し、内蔵スパイクを使った格闘戦を描いている。漫画『ゼロイン』では、ブレンテンのCQC用カスタムが登場し、銃というよりはむしろ鈍器として扱っている描写が目立つ。
日本のトイガンメーカー・KSCからは、1999年モデルのSTIエッジベースのストライクガンがエアソフトガン化されて販売されている。
同じトイガンメーカー・東京マルイからは、「ストライクウォーリア」というオリジナルデザインのCQB用ガスガンが販売されている。ベースとなっているのは同じ1911だが、デトニクス コンバットマスター風のショートスライドを採用。リアサイトはノバックタイプで、通常よりも前方に位置している。スパイク付きマズルガードは、1999年モデルのSTIエッジベースと似た形状だが、上部にポートを設けたコンペンセイター仕様となっている。グリップパネルは、グリップ時の滑り止め効果を高めるため、細長い溝が多数設けられたガナーグリップになっている。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
Cat Shit One - THE ANIMATED SERIES | − | − | 項目参照 |
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照