全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
2140mm | 20.8kg | 14.5mmx114 | 5 | ソビエト |
通称「シモノフ対戦車ライフル」。ガスオペレーション式の大口径セミオートマチックライフルであり、当時選定された14.5mm徹甲弾に合わせて、1938年にソビエトのS.G.シモノフ技師によって設計された*1。
1941年、シモノフの対戦車ライフルは、同時期に設計されたV.A.デグチャレフのそれとともに制式採用され、それぞれ設計者の名前から「PTRS1941」、「PTRD1941」と名付けられた。両者は使用弾薬が一緒で名称も似ているため混同され易いが、ロングリコイルオペレーションのPTRDは、無関係とは云えないものの全く別の銃である。
PTRSは、PTRDとともに採用同年より始まった大祖国戦争で大量に投入され、初期には多少なりの有効性を示した。が、重装甲化していくドイツ戦車に対し、あっという間に威力不足になった。タイガーやパンターといった中戦車以上のドイツ戦車にはほとんど歯が立たず、ペリスコープ(覗き窓)やキャタピラ狙いの遅延兵器としてしか使われなくなった。
とはいえ、輸送トラックなどの軽装甲車輛や、歩兵部隊の脅威となる迫撃砲座や機関銃座などの制圧には充分な威力を発揮した。中には果敢な射手もいたようで、航空機の狙撃を試み、これを見事に撃ち落したケースもあったようだ。
第二次大戦後は中国や北朝鮮に供与され、朝鮮戦争では軽装甲車輛の撃破のほか、超長距離の狙撃に使われるなど、まさに後の「対物ライフル」そのものとして活躍した。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
家庭教師ヒットマンREBORN! | − | − | 項目参照 |
コール オブ デューティー? | − | − | 項目参照 |
新世紀エヴァンゲリオン | − | − | 項目参照 |
砂ぼうず | − | − | 項目参照 |
パワプロクンポケット | − | − | 項目参照 |
ヘルシング | − | − | 項目参照 |
まぶらほ | − | − | 項目参照 |
メタルギアソリッド ピースウォーカー | − | − | 項目参照 |
ルパン三世 | − | − | 項目参照 |
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