CQB(Close Quarters Battle)：近接戦闘 †

　屋内やジャングルなどの、視界や行動が著しく制限された場所における戦闘の総称、転じてその場所における戦闘術を体系づけた物。
　チームの編成からカービン、拳銃や短機関銃などの銃の構え方や手榴弾の使用法、索敵、視界・射界のカバー方法やドアエントリー(扉・鍵の破壊方法)、突入手順、制圧方法などをマニュアル化し、全ての隊員が有機的な行動を取れるように訓練を行う。

　武装した目標の部屋や建物に踏み込む際に有効なため、SWATなどの世界中の抗テロ部隊などが各々独自のCQBを研究・体系化している。
　さらに標的との距離の短い、あるいは銃器を使用ができないか、使用するチャンスが望めない場合に備えて、CQCというものもある。