銃身長 | 全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
24in | 1143mm | 2.5kg | 12ゲージ (2-3/4in シェル) | 2 | アメリカ |
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AR-17は、アメリカのアーマライト社が1964〜1965年に製造していた、セミオート式の散弾銃である。ベースになっているのは、同社が1955年に開発したセミオート式の散弾銃「AR-9」。AR-9は試作品止まりだったが、アルミ合金製のバレル/レシーバーやプラスチック製ストック?といった特徴はAR-17に受け継がれている。
バレルやレシーバーにはゴールドのアルマイト処理が施されているので、通称“ゴールデンガン”とも呼ばれる。軽量さが売りの銃だったのだが、かえって発砲時の反動制御が難しくなり、評判はいまいちだったという。製造数は2000挺未満。
作動方式はショートリコイル。薬室閉鎖は強固なロータリーボルト方式を採用しており、ボルトフェイスもAR-10やAR-15に似た歯車型である。この設計のおかげで、スチール製に代わって軽量なアルミ合金製のレシーバーが使えるようになっている。また、木製に見えるフォアエンドとバットストックはプラスチック製部品なので、銃全体の大幅な軽量化が図られている。
レシーバーにはエングレーブ加工。バレル先端にはチョークを装着するためのネジが切られており、フル/モデ/インプシリンダーの3種類のものに簡単に交換することが可能である。モンテカルロタイプのバットストックには、ラバー製のリコイルパッドが装着されている。
チューブラーマガジンは備えておらず、装填可能なシェルは、薬室に1発・シェルリフターに1発の合計2発のみ。装弾数の少なさへの対応として、後にボックスマガジンが使用できるようになった。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
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