ベレッタ社がM92の後継として2005年に発表した新型自動拳銃。
ベレッタ拳銃の特徴とも云うべきオープン型スライドを取りやめ、標準的なフルカバー型に変更。他にもロータリーバレルを採用するなど、M92よりもM8000の特徴を色濃く受け継いでいる。材質にはM9000に引き続きポリマーを使用するなど、M92の運用思想に、M8000の機構、M9000の材質と、ベレッタ社が持つ技術の総決算とも云える(ちなみに、M92の正統進化型は90-Two)。
民間市場への流通も広がっており、デザインに好き嫌いが分かれるが、重心バランスの良さとグリップの握り易さで、一定の評価を得ている。また、M8000譲りのロータリーバレルを搭載したことで、命中精度も高くなっており、グリップも射手の手の大きさによって、大きさが異なるものに簡単な作業で換装することが可能である。
2005年からアメリカ軍で開始されている、次世代拳銃トライアル(JCP:Joint Combat Pistol)の有力候補のひとつとして注目されている。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
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