1953年にベレッタ社が開発した自動拳銃。
ハンマー露出式のシングルアクション撃発機構と、ドイツのワルサー P38に似た回転式のロッキングブロックが組み込まれている。1980年まで製造され、M92の元型ともなった。
元は民間用として発売されたが、優れた設計が注目されイタリア軍に採用されたほか、エジプトやイラクでもライセンス生産された。
1955年には対テロ用としてM1951Rが開発された。"R"は"Raffica(伊)"の略で、"Burst(英)"の意。
これはフルオート機構を持った機関拳銃で、後にベレッタ M93Rのモデルにもなっている。フォアグリップを付けマガジンを10発に延長しているが、制御が難しく高度な訓練を必要とした。
また、1963年に開発されたM952は7.65mmParabellum弾を使用する。これは、軍用弾である9mmParabellum弾の使用を民間で禁止している為に作られたモデルである。
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照