スター・ウォーズ バトルフロント / Star Wars Battlefront

 
2015年
開発元:DICE、発売元:エレクトロニック・アーツ
プラットフォーム:PS4 / XBOX ONE / PC
 

 SF映画「スター・ウォーズ」の世界を舞台とした、TPSゲーム『スター・ウォーズ バトルフロント』シリーズの3作目。数字やサブタイトルが無く1作目と区別が付きにくい為、スター・ウォーズ バトルフロント(2015)と表記されることがある。

 登場する銃器はいずれも「ブラスター」と呼ばれる架空のSFガジェットだが、映画で使用されたものと同様の、主に第2次大戦以前に設計された古めかしい小火器類をベースとした外観のプロップガンをほぼそのまま再現している。

 銃(ブラスター)は基本的に反動、拡散が低く、重力による弾丸の落下もない上に弾切れもしないのでシューターに不慣れな初心者でもプレイしやすくなっており、画面表示やその他のシステムなども極力分かりやすいようにシンプルなものが使われている。
 販売元は同じくEAであるが前二作を開発したルーカスアーツの解体に伴い、新たにDICEが開発することとなった。
 「バトルフィールド」シリーズで有名となったDICEではあるが本作はクラス不採用、スポットシステム不採用、ゲームプレイ中にいつでもFPS/TPSに切り替え可能など「バトルフィールド」シリーズとは差別化されている。

 

登場兵器

ゲーム中名称正式名称プロップ元備考
DH-17ブラステック DH-17 ブラスターピストルスターリング MkIV映画第一作目から同盟軍で使用されたブラスターピストル。
DLT-19ブラステック DLT-19 ヘビーブラスターライフルMG34機関銃映画第一作目で、サンドトルーパーが装備していた大型ブラスターのひとつ。
RT-97CRT-97C ヘビーブラスターライフルMG15機関銃上記と同様、サンドトルーパーが装備していた大型ブラスターのひとつ。
2008年に発行された書籍*1で言及されるまで公式名称が無く、ファンの間ではそのまんま"MG15"と呼ばれていたシロモノ。
A280Cブラステック A295 ブラスターライフル
もしくはブラステック A280 ブラスターライフル
StG44およびM16映画第二作目以降に同盟軍が使用していたブラスターライフル。
ゲームに登場するのはStG44モデルだが、StG44モデルがA295でM16モデルがA280なのでモデル名とプロップ元がちぐはぐになっている。
CA-87イオンブラスターリー・エンフィールド MkIIIジャワ族のブラスター。散弾式。切り詰めたリー・エンフィールドにグレネードランチャーカップを取り付けたプロップガン。
切り詰めたライフルにグレネードランチャーカップを取り付けるアイディアは実際に存在した。
E-11ブラステック E-11 ブラスターライフルスターリング L2A3映画旧三部作で登場した帝国軍の主力火器で、ストームトルーパーの標準装備。
T-21ブラステック T-21 ライトリピーティングブラスタールイス機関銃サンドトルーパーが装備していた大型ブラスターのひとつ
SE-14Cブラステック SE-14C ブラスターピストルレキシム FV MkVスイス製の短機関銃だが、映画第一作目でオビ・ワンにケンカを売る酔客が下げていたブラスターピストルに姿を変えて登場した。画面に映るのもごく僅かなマイナーガジェット
ゲームでは5点バースト仕様。
EE-3EE-3 カービンライフルウェブリー&スコット フレアガンボバ・フェットの愛銃。ゲームでは3点バースト仕様。
T-21Bルイス機関銃ゲーム用に作られたブラスター。映画には登場しない。
DL-44ブラステック DL-44 ヘビーブラスターピストルモーゼル C96銀河系で最も強力なブラスターの一つで、あまりの危険性に製造が禁止された、という設定のハン・ソロの愛銃。映画二作目ではルークも使用している。

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*1 Star Wars Blueprints: The Ultimate Collection

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