グレンデル SRT / Grendel SRT 【小銃 (狙撃銃)】

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モデル銃身長全長(伸長時)重量口径装弾数製造国
SRT-1616in660(934)mm2.7kg.308 Winchester
.358 Winchester
9アメリカ
SRT-20F20in760(1035)mm3.02kg.243 Winchester
.308 Winchester
SRT-20L20in760(1035)mm3.06kg.243 Winchester
.308 Winchester
.358 Winchester
SRT-2424in863(1137)mm3.6kg.22-250 Remington
.243 Winchester
.308 Winchester

 SRT(Sniper Rifle Tactical)は、軍・法執行機関向けに開発された、特殊任務用のボルトアクションライフルである。アメリカのグレンデル社が1985年に設計・開発し、1986〜1990年に製造を行っていた。
 結局、軍・法執行機関への販売は成功せず、少数が民間市場に出回ったのみである。

 コンセプトは小型・軽量で携行し易い狙撃銃。ボルトアクション機構はサコー製「AII/L579ライフル」の流用だが、ストック?をはじめ主要箇所をポリマー部品で構成しているため、大幅な軽量化を実現している。また、バットストックは内部のスクリューでレシーバー側に固定されており、ロックを外せば下側へ折り畳むことが可能となっている。ただし、構造上、ストックを折り畳むとトリガー/トリガーガードを塞いでしまうので発砲が不可能になる。
 銃身はダグラスバレル社の20インチ・フルーテッドバレルを用いており、銃口にはサプレッサーやマズルブレーキ(50%の反動軽減効果)を装着するためのネジが切られている。バットプレートには衝撃吸収用のラバーパッド、フォアエンド先端とグリップ付近にはスイベル付き。また、フォアエンド先端には、M16タイプのクリップ式バイポッドを装着するための突起がある。
 銃身長別に、16インチの「SRT-16」、20インチの「SRT-20F」と「SRT-20L(固定式ストック)」、24インチの「SRT-24」などのバリエーションが存在する。

 有効射的距離は700m。弾薬は亜音速弾を使用し、ポリマー製のマガジンに9発収めることができる。

登場作品ジャンル使用者備考
ターミナル・ベロシティ映画クリス・モロー

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