リュック・ベッソン製作・脚本のカーアクションコメディ。特殊改造を施されたプジョー・406がマルセイユの街を駆け抜ける!
銃撃戦もあるが、アメリカの広い道路ではなく、フランスの入り組んだ町並みを背景にしたカースタントこそが最大の見所。全編に渡って繰り広げられるカーチェイスはCGなどではなく、一流ラリードライバー、ジョン・ラニョッティによる完全な実写である。
シークエンスとしては面白いが、ボンドカーか特撮のスーパーマシンのごとき妙なチューンナップのプジョーは少々微妙。フランス映画特有の皮肉精神も健在で、警察や軍といった権力に対する抵抗や揶揄、茶化しも嫌と言うほど詰め込まれているため、一部では酷評されている作品でもある。
決してメガヒットしたというわけでもないようだが、シリーズ化され計4作が公開。ハリウッドでもリメイク版が制作された。
2007年に「TAXi 4」が公開された。
ピザの配達人からタクシードライバーになったダニエルがドジ刑事のエミリアンと出会い、メルセデス強盗団逮捕を目指す。
どちらかといえばコメディなどに徹しているが銃撃シーンやクライマックスのチキンレースなど見所はかなりある。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
エミリアン | グロック 17 | − |
クルーガーの店の手下 | HK MP5K? | - |
ペドラ | SIG P232? | − |
ジベール署長 | IMI ジェリコ941 | − |
警察官 | シグ SG551 IMI ガリル | ヤマカガシ班の狙撃手が使用 ベンツに発信機を撃つ為に使用 |
銀行強盗犯人 | FN P90? FN ミニミ | 発砲無し − |
日本の防衛庁長官がヤクザに誘拐されダニエルが救出に向かう。
パリ市内でプジョーVS三菱ランサー*1のカーチェイスが繰り広げられる。
格闘シーンやパトカーの大規模なクラッシュシーン、そして最後には戦車*2まで登場する。
サンタの格好をした知能強盗団がエミリアンを誘拐。エミリアンを追ってダニエルはスイスの雪山に向かう。
ジェットエンジンや雪山装備を搭載し、TGVすら追い抜くスピードを持ってしまい*3、一部団体から公開中止を求める声が挙がったほどである。
シルベスタ・スタローンが特別出演した。
2004年にアメリカ・20世紀フォックスで制作されたリメイク版。大筋は第一作を踏襲しているが、強盗団がセクシーな美女達(現役スーパーモデル)になるなど、良くも悪くもハリウッド流のアレンジが効いている。
しかし、ラストにNG集を挿入するなど娯楽に徹した作りは、オリジナルとはまた一味違った面白さがある。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
アンディ・ウォッシュバーン | グロック 19 S&W M36 S&W M659系 ベレッタ M84 | − バックアップ,ベルに取り上げられる 中盤戦で強盗犯から奪う シルバーモデル,バックアップ,発砲無し |
マータ・ロビンス警部補 | グロック 19 | − |
ヴァネッサ(女強盗犯1) | IMI デザートイーグル ワルサー PPK | − 中盤・終盤にて |
女強盗犯2 | S&W M659系 | シルバーモデル |
女強盗犯4 | ワルサー PPK | − |
女強盗犯3 | コルト M4 | − |
フランクリン | シグザウアー P230? | シルバーモデル |
NYPD警官 | グロック 19 | − |
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