タイプ | 全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 発射形式 | 製造国 |
LP42*1 | 220mm | 1.12kg | 26.6mm | 1 | S | ドイツ |
---|---|---|---|---|---|---|
カンプピストル | 245mm | 1.45kg | ||||
シュツルムピストル | 585mm(ストック伸長時) | 2.45kg |
1930年代、ドイツのワルサー社は2.7cm信号銃*2を開発し、ドイツ陸軍に納入していたが、戦場では信号銃として以外にも、大口径なのを幸いに、銃身に卵形柄付手榴弾*3をねじこみ、即興の榴弾発射用の拳銃として使用していた。それを知ったドイツ陸軍は、この信号銃にあらかじめ榴弾を発射可能な様に作り替える事を要求。そこで製造元のワルサー社はもともとの滑腔銃身にライフリングを入れ、専用の小型榴弾投擲銃として開発した。これが「カンプピストル*4」である。
開発当初は小型榴弾しか使用できなかったカンプピストルだが、後に成形炸薬が実用化されるとこれに対応。その結果、軽装甲程度の車両なら破壊可能なほどの威力を持つようになり、携帯用の対装甲兵器として歩兵に重宝された。
しかし威力が高まるにつれ、保持が困難になるほど射撃時の反動が強くなったため、折り畳み可能なストック?が新たに設計された。一方、そのぶん射程も延びたことで、遠距離射撃用の照準器も追加された*5。こちらは「シュツルムピストル*6」と呼ばれている。
なおカンプピストルは、外見上は元となった信号銃と酷似しているため、銃身左に「Z」の文字を刻印して区別していた。それゆえ「Z(ツェット)ピストーレ」とも呼ばれる。
外見 説明 原型となった2.7cm*7信号拳銃。その口径を生かし、即興で擲弾発射器とされた。 LP42から発展した対装甲拳銃。
擲弾以外にも原型銃とは違うタイプの信号弾も発射できた。カンプピストルから発展した強化版の対装甲拳銃。
威力と射程が増し、ストックと照準器が追加された。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
Fate/Zero | − | − | 項目参照 |
エクスドライバー | アニメ | 榊野 理沙 | 特殊弾頭(粘着弾?) |
遠藤 ローナ | |||
菅野 走一 | |||
カンプグルッペZbv | 漫画 | ブルクハイト中尉 | − |
銃夢 | 漫画 | ナックルヘッド | − |
ガリィ | |||
機動警察パトレイバー | − | − | 項目参照 |
クロスファイア | 漫画 | ハインケル・ウーフー | ストック装着 |
犬狼伝説 | − | − | 項目参照 |
ケルベロス 地獄の番犬 | − | − | 項目参照 |
ゴルゴ13 | − | − | 項目参照 |
ジェネックス・コップ | 映画 | 襲撃者 | 前半のカーチェイスで使用 |
ジオブリーダーズ | − | − | 項目参照 |
人狼 JIN-ROH | − | − | 項目参照 |
鋼の錬金術師 | − | − | 項目参照 |
ベルベット アサシン | − | − | 項目参照 |
メタルギアソリッド ピースウォーカー | − | − | 項目参照 |
メタルサーガ | − | − | 項目参照 |
モーレツ宇宙海賊(パイレーツ) | アニメ | チアキ・クリハラ | 信号銃 劣化した信号弾を使用したため、閃光弾よりも威力は弱い 第1話 |
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