アメリカ陸軍の軍備開発研究を行うピカティニー造兵廠が開発した、マウントレールの規格の一種。
MIL規格番号は「MIL-STD-1913」、STANAG規格番号は「STANAG 2324」。
レイル インターフェイス システムに代表されるようなモジュラーシステムに広く導入され、軍だけでなく銃器業界全体の規格(ピカティニー規格)として定着しつつある。
横幅が21.2mmで、ここに縦幅5.2mmの横溝(スロット)が10mm間隔で刻まれている。アタッチメント側の固定ネジや凸形状をスロットにはめ込むように装着し、そのまま締めこんで固定する。
スコープ、タクティカルライト、グリップを始め、対応した様々なアクセサリーを装着可能。
ちなみに、本レールと同様の21.2mm幅をもつレール規格「ウィーバーレール」も存在する。それぞれ、スロットの間隔が異なる。
ウィ−バー規格のアクセサリーとピカティニー規格のそれは、ある程度の互換性を持っている。ただし横溝とのかみ合わせ形状を2つ以上持つ場合はその限りではなく、一部のアクセサリーには互換性を確保する為にレイルと干渉する固定ネジの一部分を削り落とし、かみ合う部分が1つだけになるようにしているものもある。
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