シグザウアー P230 / Sig Sauer P230 【自動拳銃】

シグザウアー P230
全長重量口径総弾数製造国
169mm420g9mmx17
9mmx18
.32ACP
7+1
7+1
ドイツ

 1977年にシグ社が開発した自動拳銃。 元々は西ドイツ警察の制式採用拳銃の候補として、主に私服警官や軍の高級将校の護身用、あるいは民間人のセルフディフェンス用として開発された銃である。
 それまで中小型の自動拳銃はワルサーPP/PPKの独壇場であったが、コンパクトながら優れた重心バランスや握り易いグリップ、シンプルな構造などその性能が評価され、ワルサーPP/PPKに迫る勢いで普及した。外観は幾つかの変遷を経たものの、発表されて30年近く経つ今も生産が継続中である。
 ただし、P230の名を持つモデルは現在ラインナップから外れ、現行モデルはマイナーチェンジが施されたP232?へと更新されている。

 日本ではSP(要人警護班)が制式採用している他、1990年代の半ば頃より、警察庁でもニューナンブに代わる制式採用拳銃として配備・調達が現在も継続中であり、機動捜査隊や警視庁SITの銃器はほぼ、このP230に更新されたようだ。仕様の相違としてはマニュアルセーフティと紛失・盗難防止用のランヤードリングの追加、.32ACPへの口径の変更があげられる。
 警察庁でのトライアルには、同じシグ社のP220?の他、ベレッタ M92Fグロック 17P7M8ワルサーPPK等、さまざまな銃が試験対象とされていたが、結果として、このP230に決定されることになったようだ。この決定、消息筋からの情報では標準的な9mm弾さえ威力過剰であると考える警察内部の意向と、制式採用するなら新しくライセンス生産権を取得するよりも、P220の製造に関して、既にあるシグ社のライセンス権を行使した方が手っ取り早いという考えによるものであるらしい。

 警察庁採用の日本仕様P230は、もともと私服警官用の装備であったが、現在は制服警官にも配備が開始されている。地方によっても大きな差があるが、千葉県警の制服警官や銃器対策部隊には実際に支給が行われていることが確認されている。専用のホルスター(民生品ではなく、官給品)の支給も行われているようだ。

登場作品ジャンル使用者備考
Angelical Pendulum?項目参照
TAXI NY項目参照
アウト オブ サイト映画カレン シスコP230SL
父親からの贈り物
アリスの照星項目参照
アンフェア the movie映画斉木 陣
アンフェア the specialドラマ雪平 夏見M3913紛失後、山路から受け取る
斉木 陣
エルフェンリート項目参照
ガンスリンガー ガール?項目参照
恋人はスナイパー映画円道寺きなこP230JP
轟轟戦隊 ボウケンジャー特撮鳥羽 祐二Task.23 『あぶない相棒』
最上 蒼太Task.23 『あぶない相棒』
鳥羽のものを奪う
ジオ ブリーダーズ?項目参照
新 逃亡者ドラマサミュエル ジェラート
足首に携帯し手錠切断に使用
スパイ エンジェル項目参照
スピード2映画ジョン ガイガーシルバーモデル
西部警察項目参照
ゼロイン項目参照
テイキング ライブス映画イリアナP230SL
低俗霊 DAYDREAM漫画井荻 ユオ坂上から手に入れる
坂上9巻、未発砲
デビル17項目参照
天使の牙映画P230JP
となグラ!アニメ神楽 まりえエアガン
二挺拳銃
ぬいぐるみ内部の仕込み銃
バトル ロワイアル?項目参照
ファイナル サンクション映画ジーナラストの銃撃戦で使用
ブラック ラグーン?項目参照
マイアミ ガンズアニメ天野 ルウP230SL
ミッション:インポッシブル項目参照
闇のイージス項目参照
ランナウェイ(1997年)映画ピケットシルバーモデル
フランクリンから奪う
夜のスタジアムでの銃撃戦で使用
ルームメイト映画アリソンシルバーモデル
ヘディ
ワイルダネス項目参照

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