H&K CAW 【散弾銃】

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全長重量(弾倉含まず)口径装弾数連射速度発射型式製造国
988mm3.86kg12ゲージ10250発/分S/Fドイツ

 1980年代に提唱されたCAW(Closed Assalt Weapon)計画によりH&K社が試作したフルオートショットガン。アメリカのウィンチェスターとの共同開発で、火器をH&K、弾薬をウィンチェスターが担当した。

 有効射程を100〜150m程度と想定して設計されており、弾薬は12ゲージ相当だが、高圧高速でタングステン製のバックショットを発射するという、はるかに強力で特殊な散弾となっている。
 銃本体は取り回しの良さに優れたブルパップ方式で、キャリングハンドル上部にはマウントレールを搭載し、各種アクセサリーを搭載することを想定されている。またガス調整システムを組み込み、動作不良を少なくしている。250発/分と発射速度を落としたり反動抑制機構を組み込むなど、制御性を最優先に設計された。スタイルや技術にはG11を参考にしている部分もあるようだ。

 3点バーストを組み込んだモデルや、キャリングハンドル内にスコープを内蔵するモデルも試作されたが、CAW計画が凍結されると同時にこの散弾銃も開発中止となった。

登場作品ジャンル使用者備考
メタルギアソリッド ピースウォーカー項目参照

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