決定的な敗戦から十数年。
占領軍統治下の混迷を抜け、国際社会への復帰をめざし高度経済成長を続けるもう一つの(日本)。そこでは強引な経済政策が多数の失業者を生み、スラム化した首都での凶悪犯罪が激増。武装する反政府勢力の台頭により首都圏治安警察機構・通称(首都警)との武力衝突が相次いだ。治安の番人として中核を成す特機隊は、強化服と重火器で武装。“ケルベロス”の名を持つその精鋭集団は、ゲリラを徹底的に排除してゆく。
だが、経済の繁栄とともに特機隊の歴史的使命は終わりを告げ、時代は彼らに最終的な役割を与えようとしていた・・・。
登場人物 | キャスト | 使用火器 | 備考 |
伏 一貴 | 藤木 義勝 | グロスフス MG42 エルマ・ベルケ MP40? ハーネル Stg44 マウザー C96 | − − 射撃訓練時 − |
辺見 敦 | 木下 浩之 | ワルサー カンプピストル ワルサー P38 | − |
公安部員 | − | マウザー Kar98K? | ライフルグレネード付 |
"人狼"構成員 | − | ラインメタル FG42 | − |
紅い眼鏡、ケルベロス 地獄の番犬に続く、ケルベロスサーガ3作目。
監督を沖浦啓之に添え、表現方法を実写からアニメに変更して約2年の製作期間に渡る難産の末2000年に完成・公開された劇場作品。1960年代を舞台に、ケルベロス騒乱前の特機隊、そして隊内に潜む諜報組織『人狼』――と、公安による暗躍と抗争を描いている。
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