松本次郎作の漫画、あるいは2006年に公開された同漫画を原作とした実写映画。凶悪犯罪の被害者遺族が加害者に復讐できる『敵討ち法』という法律があり、そのルールに基づいて近代的な日本社会にて白昼堂々銃撃戦が繰り広げられる異常な世界を舞台としながら、登場人物達の心理情景を掘り下げていくストーリー。
主人公叶ヒロシの異常なパーソナリティが目立つが、合法的な殺し合いで「代理人」と「警護人」というビジネスが成立していたり、金の無い対象者の知り合いが警護人を務めたり、民間人の不必要な犠牲を防ぐために使用可能な弾薬がマガジン一つ分に限られているなどの設定があり、「日本で銃撃戦が行われる」設定のリアリティを増している。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
ヒロシ | ベレッタ M92F | − |
山田 | ||
金子 | ||
飯島 | ||
溝口 | コルト ガバメント | − |
対象者側 | ベレッタ M92F | 杉山他多数に支給 広川はコルト ガバメントとの二挺拳銃 |
コルト ガバメント | トシオ他多数に支給 広川はベレッタ M92との二挺拳銃 | |
スタームルガー セキュリティシックス | 水谷と彼の友人に支給 | |
シグザウアー P226? | 山田と交戦した対象者に支給 | |
シグザウアー P220? | 45口径タイプ、ヒサエに支給 | |
民兵 | USSR AK47 | − |
設定やキャラクターの性格の変更などによって原作最大の特色である「狂った日常」的な雰囲気が損なわれており、原作の映画化としてはいくらか問題があるが、ガンアクション映画としてみると、邦画では珍しく銃捌きに気を遣っており(プロの執行代理人や元軍人のトシオは訓練された動き、素人の対象者は無様な構え方や二挺拳銃をする)、ガンアクション自体も手持ちなどのカメラワークによって見ごたえのあるものに仕上がっている。
使用者名 | 銃器名 | 備考 |
叶 ヒロシ | シグザウアー P226? | − |
岩崎 トシオ | ベレッタ M92F | − |
溝口 | SW M686 レミントン M31 | − |
山田 | グロック 19 | − |
ヒグチ マリコ | グロック 17 | 発砲無し |
対象者 | カスタム・ガバメント グロック 19 | 二挺拳銃 |
対象者の妻 | グロック 19 | 夫に渡す |
警護人 | ベレッタ M92 | − |
隅川 | カスタム・ガバメント | 発砲無し |
広川 | カスタム・ガバメント ベレッタ M92F INOX | 二挺拳銃 |
幽霊 | ベレッタ M92F INOX | 対象者らに譲り、ナイフで武装 |
処理班 | コルト ガバメント | サイレンサー装着 |
政府軍兵士 | シグ SG552 | 発砲無し |
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