パーカッション / Percussion

 19世紀初頭に発明された前装銃の点火方式の一つで、発射薬への点火に雷汞(らいこう。衝撃によって発火する火薬)をつめた雷管(パーカッションキャップ)を使用する方式。
 厳密には『パーカッションロック』方式で、日本では『管打』式とも呼ばれる。

 悪天候下では発火率の下がる火縄(マッチロック)式や火打石(フリントロック)式とは違い、天候に左右されずに発射可能である。
 アメリカは西部開拓時代インディアンとの戦争で、コルト社のパーカッションロック式リボルバーを盛んに使用していた。
 しかし、19世紀中頃にS&W社によって金属薬莢が急速に普及し、パーカッション銃は姿を消してしまった。
 この方式を採用しているのはコルト M1851など。


最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • ガンズハートくらいしかパーカッションロック式の銃を使った作品を見たことがない。 -- 芹沢? 2014-09-14 (日) 22:51:01
  • このページに載ってるM1851のページ見れば分かりますけど、使ってる作品自体は沢山ありますよ。まぁアクションを描写してるものは少ないでしょうけど。 -- 2014-09-14 (日) 22:59:05
  • 近世から近代までの銃の運用について質問なのですが後装式の管打ちライフルができるまで左利きの姿勢での射撃は不可能だったと考えて問題ないのでしょうか? -- 2015-12-15 (火) 19:25:14
  • いや、日本にすら左利き用の火縄銃があるくらいだから不可能という事はないと思う -- 2015-12-17 (木) 01:46:13
お名前:

トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS