ERMC エヴァンス連発銃 / ERMC Evans Repeating Rifle 【小銃】

NOW PRINTING
全長重量口径装弾数製造国
?mm?kg.44 Evans short
.44 Evans long
28〜34アメリカ

 1873年にウォーレン・R・エヴァンスが設計したエヴァンス連発銃は、ロータリーマガジンを使用するレバーアクションライフルである。製造は、エヴァンス・マニュファクチャリング・ライフル・カンパニー(Evans Rifle Manufacturing Company)が行った。

 エヴァンス連発銃は、レバー操作で弾薬の排莢・装填を行う点ではスペンサー銃と変わらない。しかし、バットストック?内のチューブラーマガジンは、弾薬が螺旋状に配された構造(構造的にはヘリカルマガジンに似ている)をしており、34発という驚異の装弾数を誇る。レバー操作をすると、カートキャリアーが1/4回転して弾薬を装填するという仕組み。そのためチューブラーマガジンは、スペンサー銃のそれよりも太くなっている。

 エヴァンス連発銃は、1873〜1876年間に製造された初期型と、1876年以降に製造された後期型に分類される。後期型では、チューブラーマガジン保護のためバットストックの形状が変更され、ジャム防止策として排莢口にダストカバーが追加された。
 製造会社は、この銃がアメリカ軍に採用されることを望んだが、軍が行った砂塵テストで不合格となっている(テストに使用された初期型にはダストカバーが無かったため)。

登場ジャンル使用者備考
レッド・デッド・リデンプション項目参照

コメントはありません。 Comments/小銃/ERMC エヴァンス連発銃?

お名前:

トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS