モデル | 全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
レインメイカー / Rainmaker | mm | g | .32 Colt | 6 | アメリカ |
---|---|---|---|---|---|
ライトニング / Lightning | mm | g | .38 LC(Long Colt) | ||
サンダラー / Thunderer | mm | 720g | .41 LC |
1877年に開発されたコルト社初のダブルアクション式回転式拳銃。
同社のウィリアム・メイソンによる設計で、.32コルト、.38ロングコルト、.41ロングコルトの各口径のシリーズが製造され、それぞれ「レインメイカー」「ライトニング」「サンダラー」という異なるニックネームで呼ばれていた。なお、これらはコルト社の公式なものでも、顧客によって自然と呼ばれるようになったというものでもなく、当時のコルト製銃器の卸売業者ベンジャミン・キトリッジによって(勝手に)名付けられたもの。
M1877は、黎明期のダブルアクションリボルバーである。一般的なリボルバーと違い、シリンダーノッチがシリンダーの側面ではなく後部にあるため、カートリッジのリムが邪魔をしてシリンダーストップがうまく掛からないなど、トリガー構造が技術的に未成熟だった。故障しがちなうえ、複雑な設計で修理は難しく、職工の手を長時間に渡って煩わせることから"the gunsmith's favorite(ガンスミスのお気に入り)"と皮肉られたほどであった。
すぐに壊れる、もしくは壊れておらずとも、シングルアクションでしかたびたび撃発できなくなることから『最悪のダブルアクション』とも評された本銃だが、ベストセラーのシングルアクションアーミーの小型版といった扱いからかセールス的には成功し、登場から1909年までの約30年でおよそ17万挺が生産・販売された*1。
ジョン・ウェズリー・ハーディンやビリー・ザ・キッドを始め、名の知れた無法者たちが携えていたことでも知られる。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
Fate/Grand Order | ゲーム | ビリー・ザ・キッド | サンダラー |
女神転生 | − | − | 項目参照 |
ヤングガン2 | 映画 | ビリー・ザ・キッド | − |
宵闇眩燈草紙 | 漫画 | ビリー・ザ・キッド パット・ギャレット ムーチー・マディガン 長谷川 虎蔵 麻倉 美津里 林 潤花 | サンダラーと呼ばれているがライトニングのコピーモデル 4連装中折れ式.41口径バーズヘッド ヒヒイロカネ(オリハルコン)製シリンダー 増薬弾は硫化水銀弾頭、炸薬はニトロ匂がきつい ジョン・タンストールが決闘用として2丁製作 |
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照