全長 | 重量(銃本体) | 口径 | 装弾数 | 発射速度 | 製造国 |
1560mm | 19kg | 12.7mm×99 | (ベルトリンク給弾) | 260発/分 | アメリカ合衆国 |
耐用年数を迎えつつあるアメリカ軍のM2重機関銃の後継として、同国のゼネラルダイナミクス社で開発されていた.50口径重機関銃。米軍のOCSWプロジェクトで、25mm自動式擲弾発射器「XM307ACSW」のバリエーションとして開発された。
M2に比べ、20kg近い軽量化なされ、XM307とは大半の部品を共用する前提で同時に開発されたため、たった5個のパーツを交換するだけで、僅か数分で重機関銃から擲弾発射器へと(またその逆へと)組み変えることが可能になっている。しかし、2005年に行われたフィールドテストでは、制御性を確保するため設定された260発/分という非常に低レートな発射速度が問題となった。
2008年には、同ゼネラルダイナミクス社のXM806が新たな.50口径重機関銃として開発がスタートし、XM312は開発中止となっている。とはいえ、そのXM806も、2013年度からの調達契約が決まっていたものの、2012年7月に計画中止が発表された。
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