全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 連射速度 | 発射形式 | 製造国 |
482mm | 1.8kg | 9mm×19 | 15/22/32 | 800発/分 | S/F | クロアチア共和国 |
クロアチア共和国(The Republic of Croatia)の造兵廠で開発された短機関銃。1990年代に登場。
アグラム2000はサムホールタイプのフォアグリップを備えており、グリップは人間工学に基づいたデザイン。他に、放熱バレルジャケットやフリップアップ式のリアサイトを備え、サプレッサーも装着可能である。バリエーションとして、フォアグリップを取り外し、マガジンを垂直挿入式にした「アグラム2002」がある。
クロアチア紛争やコソボ紛争に際して設計され、非常にシンプルな構造であるため生産性・整備性ともに非常に優れており、民兵の装備として活躍した。しかし耐久性はそれほど高くなかったため、多くは損耗し、戦後は大半が破棄された。現存しているものも闇市場などに流れ、ヨーロッパ諸国で犯罪に使用される例がしばしば見受けられる。
なおベレッタ M12をベースとしているという説があるが、紛争下で設計された銃器とあって資料は少なく、真偽の程は不明である。全体的な構造面ではかなりシンプルとなっており差が大きい一方、フォアグリップの標準装備やグリップ直上のセレクター、スリット入りボルトハウジングのテレスコピック・ボルトなど、特徴的なパーツには類似点が多い。
M12との顕著な差異として、生産性を重視したにも関わらずM12と異なり湾曲マガジンを採用している点にも注目すべきであろう。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
Soldier of Fortune: Payback | ゲーム | トーマス・メイソン | ゲーム内名称「AMP-9」 サムホールフォアグリップの下側が切り取られている バレルジャケットの放熱穴が無い |
ファークライ3 | − | − | 項目参照 |
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