戦後、長野県で誕生した機械系メーカー。その後、国産小火器開発の第一人者 南部 麒次郎が設立した南部銃製造所を前身とする新中央工業を1975年に買収し、数少ない国内銃器メーカーの仲間入りを果たした。ミネベアとは、設立時の旧社名「日本ミネチュアボールベアリング」に由来し、略称のNMBは登録商標として、その後も使用されている。2017年1月27日には、ミツミ電機株式会社(ミツミ)と経営統合し、商号をミネベアミツミ株式会社(ミネベアミツミ)へと変更した。
社名の通り、小径ボールベアリングのような超精密加工を得意とし、加工機械まで内製する高い技術力を有し、自衛隊機用のウェポンベイやランチャーのような大型火器から、はたまた鉄道用転轍機や踏切の遮断機、エレクトロデバイス等も生産しているようである。
銃器を含む防衛関連機器は、新中央工業を前身とする東京都内のミネベア大森工場で生産していたが、2012年からは群馬県の松井田に工場を新設し、機能を移管している。
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