全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 発射形式 | 製造国 |
不明 | 8.1kg | 40mmx46 | 3+1 | S | アメリカ |
1960年代、アメリカ海軍が試作開発したポンプアクション式グレネードランチャー。
ベトナム戦争初期、単発式であるコルト M79の成功に目をつけたアメリカ軍は、コルト M79の弱点である再装てんにおける時間のロスを解消すべく新たな擲弾発射器の開発を行った。
そしてアメリカ、チャイナレーク海軍武器センターにて特殊部隊向けとして開発された本銃はポンプ式散弾銃のような構造を持つ特殊なものとなった。
操作方法は殆どポンプ式散弾銃と同じで、銃身下部にあるマガジンチューブに最大3発のグレネードが装てんでき、発砲するごとにフォアエンドを引いて薬莢の排出と次弾の装てんを行う。
連射が効くことから通常の榴弾の使用だけでなく、散弾を用いてのCQBにも用いられる予定であった。
しかし、構造の複雑化から軽機関銃並みのサイズ、重量になってしまったため、およそ実戦向けとは言えず、結局十数丁が試作生産されてベトナム戦後期に試験運用されただけに終わった。
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