全長 | 重量 | 口径 | 総弾数 | 製造国 |
215mm | 1200g | .356TSW | 9+1 | アメリカ |
1990年代半ばに限定生産された、M39の流れを汲む競技用&実戦用自動拳銃。銃名の"PC"はS&W社のカスタム製造部門である"Performance Center"(パフォーマンスセンター)の略。
これから起こりうる凶悪犯罪やテロリストの重武装化に対処すべく開発されたこのハンドガンは、ポピュラーな9mmParabellumよりも強力な高速弾「.356S&W」の発射を可能とし、試験投入されたコンバット シューティング競技でも輝かしい実績を挙げた。
なお、「.356S&W」は正式には「.356TSW(Team Smith & Wesson)」であり、IPSCのパワー規定である.45ACP等のメジャークラスに適合させる為に0.356インチ(9.0424mm)の口径である事からその名称になったと言われる。この弾薬は、サイズ的には9mmParabellumと同様でありながら、.357Magnum並のパワーを引き出す事が出来るという。
余談だが、この銃はエアソフトガンとして製品化されたために、日本のメディアに登場することがあるが、実銃の世界では滅多にお目に掛かることの出来ないマイナーな銃である。
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