モデル | 全長 | 重量 | 口径 | 発射形式 | 連射速度 | 装弾数 | 製造国 |
AEK-971 AEK-971s | 960mm | 3.3kg | 5.45mm×39 | S/F S/3/F | 900発/分 | 30 | ロシア連邦 |
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AEK-972 | 960mm | 3.3kg | 5.56mm×45 | S/F | |||
AEK-973 AEK-973s | 960mm | 3.3kg | 7.62mm×39 | S/F S/3/F |
AKシリーズの内部機構をベースに設計された突撃銃。
1980年代にコヴロフ機械設計局(Kovrov Machinebuilding Plant)でセルゲイ・I・コクシャロフによって設計された。後にAN94と共にロシア軍のトライアルに参加したが、結果はAN94の採用であった。
本銃の特徴は、内部に搭載したカウンターウェイトでガス・ピストンとボルトキャリアの動きにより生じる反動を打ち消すリコイル・バランシング機構である。動作は非常に単純で、従来のピストンロッドの上にもう一本のピストンロッドが追加されており、これがガスブロックを起点に前に動く事で前後の運動量が相殺される仕組みである。トライアルでこそ敗れたものの、AN94と比較してフルオート射撃の3発目以降の集弾率では勝る結果を出しており、また構造も簡単で重量が軽く、製造コストが安価となっている。
5.45mm弾を使用するベースモデルのAEK-971の他、5.56mm弾モデルのAEK-972と7.62mm弾モデルのAEK-973が存在し、これらはそれぞれAK100シリーズと従来のAKシリーズのマガジンを使用できるようになっている。
さらにAEK-971s/973sというモデルはトリガーメカニズムが変更され、3バースト機構が加えられている。
ロシア軍への採用は叶わなかったが、2000〜2006年にかけてロシア内務省(MVD)の部隊が少数のAEK-971を取得していたようだ。
なおAEK-971を生んだコヴロフ機械設計局はその後、軍需製品の製造から民生品の製造にスイッチしたため、本銃の製造権は同じくウラジーミル州コヴロフにあるZID(V.A.デグチャレフ記念工場)に移管されている。
後に本家AKシリーズのAK107・108で同様のシステムが採用されている。
長らく日の目を見なかった本銃であるが、2014年にはロシアの兵器ショーに出展されたピカティニーレールなどを備えた新型モデルが話題を呼んだ。2014年12月にはAK-12と共にロシア軍制式装備として最新モデル(A545)の採用が決定。双方共に順次配備されていく予定であるらしい。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
SOCOM: U.S. Navy SEALs | − | − | 項目参照 |
バトルフィールド 3 | − | − | 項目参照 |
バトルフィールド 4 | − | − | 項目参照 |
バトルフィールド バッドカンパニー | − | − | 項目参照 |
バトルフィールド バッドカンパニー2 | − | − | 項目参照 |
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