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モデル | 全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 発射形式 | 製造国 |
SVT-38 | 1226mm | 3.85kg | 7.62mm×54R | 10 | S | ソビエト |
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SVT-40 | 1222mm | 3.89kg | 7.62mm×54R | 10 | S |
1930年代当時、ソビエト軍はモシンナガンM1891/30?を使用していたが、ボルトアクション式ライフルだったため、連射が困難だった。そのため1932年にヒョードル・バジレヴィッチ・トカレフ(Фёдор Васи́льевич То́карев)技師によって、設計されたが、機関部の不具合からこの試作銃は制式採用されなかった。この試作銃の欠陥を解消したうえで更なる改良を重ね、1938年にセミオートマチックのSVT-38を開発した。
しかし、以前から使用されていた弾薬はトカレフが採用した装弾方法に合わなかった。そのため給弾不良をよく引き起こし、また軽量化を目指したため強度が低かった。これらを改良したのが、SVT-40である。
AVT-40はSVT-40にセミオート射撃とフルオート射撃のセレクターを追加したもので15発、20発マガジンが作られ、当時不足していたUSSR DPを補うために開発された。7.62mm×54R弾をフルオートで射撃するには無理があり、制御ができず、銃本体が反動に耐え切れず破損してしまう危険もあるなど問題が多く、実用的ではなかった。
冬戦争においては、SVT-40がフィンランド兵に鹵獲され、森林戦におけるSVT-40の連射を高く評価した。