発端は6年前の事。雇われテロリストのキャスター トロイ(ニコラス ケイジ)は、FBI捜査官のショーン アーチャー(ジョン トラボルタ)を狙撃した。だが銃弾はアーチャーではなく、アーチャーの息子の命を奪うこととなり、その時からアーチャーは復讐の鬼となりトロイを執拗に追い続ける事となる。そして現在、トロイの所在を突き止めたアーチャーは、空港での激しい銃撃戦の末にトロイの逮捕に成功。だがそれは、あらたな事件の始まりでしかなかった――
トロイ逮捕も束の間、トロイは逮捕直前に何処かに細菌爆弾を仕掛けていた事が判明。だがトロイは、逮捕時の負傷で意識不明。爆弾の所在を知るもう1人の人物であるトロイの弟――ポラックス――を尋問するも、兄以外には心を開こうとしない。いつ爆発するとも知れない爆弾に焦る中、アーチャー達は非常の策とも云うべき案を決行する。逮捕のためトロイの事をもっとも調べたアーチャーに、憎むべくトロイの顔を剥いでアーチャーの顔に移植。トロイになりすましてポラックスに接触して口を割らせるべく収監されている刑務所に極秘潜入する。
なんとかポラックスに接触して爆弾の所在を突き止めたのも束の間、檻の外では恐るべき事件が発生していた。意識不明だったトロイが突如蘇生。奪われた顔を取り返すべく、保管されていたアーチャーの顔を自分に移植させた後、事実を知る者を全員抹殺。自らアーチャーになりすまし、アーチャーをトロイとして永久に刑務所に収監させようとしたのだ。驚愕するアーチャー。これまでの裏世界事情を生かして次々と事件を解決してゆき、FBI長官の椅子を狙うトロイ。悩んだ末、アーチャーは刑務所を脱走。かつてトロイの物だった組織に身を寄せ、顔を取り戻すべくトロイと対決(FACE/OFF)してゆく。
正義が無法に、無法が正義に。果たして勝者は?
登場人物 | 俳優 | 銃名 | 備考 |
ショーン アーチャー | ジョン トラボルタ ニコラス ケイジ | シグ/ザウエル P226? スプリングフィールド V12 ベレッタ M92FS USSR スチェッキン CZE Vz61? IMI ミニウージー? スタームルガー ミニ14 | ハーフシルバー 金加工,二挺拳銃 − − − − − |
キャスター トロイ | ニコラス ケイジ ジョン トラボルタ | スプリングフィールド V12 シグ/ザウエル P226? USSR スチェッキン IMI ウージー? IMI ミニウージー? HK MP5K? | 金加工,二挺拳銃 ハーフシルバー − ストックレス − 終盤でFBI捜査官から奪う |
ディートリッヒ ハスラー | ニック カサヴェテス | CZE Vz61? IMI ミニウージー? | − |
サーシャ ハスラー | ジーナ ガーション | HK MP5? | − |
ポラックス トロイ | アレッサンドロ ニヴォラ | CZE Vz61? | − |
FBI SWAT隊員 | − | H&K MP5A4? H&K MP5A5? H&K MP5SD? HK MP5K? コルト M4 | − − − − M203付き |
刑務所看守 | − | スタームルガー ミニ14 | − |
ハリウッド製香港映画。「男達の挽歌」で名を馳せたジョン ウー監督が、ハリウッド進出して初めて「自分の好きな様に撮れた」と誇る大アクション作品。特にジョン ウー節とも云うべきシニカルなシーンは秀逸の一言。2時間余りの映画なのに、中だるみもせず、ひたすらアクションを魅せ続けたアクション満漢全席。
コメントはありません。 Comments/フェイス/オフ?