セミオート / Semi-Automatic

 一回のトリガー操作で、発砲後の空薬莢の排出と次弾の装填を自動的に行う機構のこと。フルオートと違い、発火が自動的に行われない機構を差し、引き金を引きっ放しにしてもニ発目以降は発射されないものをいう。
 発火を伴わない自動機構であることから、セルフローディングないしセルフローダー(自動装填装置)とも呼ばれる。一般に自動拳銃と呼ばれる銃器はセミオートであり、セルフローディングピストル(自動装填式拳銃)とも呼ばれる。
 
 排莢と装填を行う機構自体は、セミオートでもフルオートでも共通のものが使え、発火装置の変更によって、セミオートかフルオートかに振り替えることが出来る。レバー操作などによってこれを射手が任意に変更可能なシステムは「セレクティブファイア」という。
 民間では無用な火力を持たせないため、フルオート射撃が可能な自動小銃突撃銃はその大半が発火装置を改修され、セミオート限定で販売されている。


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  • 予算ってのはつまりそういう銃撃戦の知識を持ってる演出家や作業者を雇ったり、勉強させる予算って事だ。知識ってのはタダじゃないし専門家は趣味ではなく職業なんだからな。ぶっちゃけ必要ならそういう演出家を雇って指導・監修させるのが一番早いし安い訳で、そうしてないのは要するにそういうのは必要とされてない訳だ。 -- 2015-06-25 (木) 19:27:37
  • 現実の特殊部隊がセミオートで射撃するのは仲間との連携や流れ弾の懸念があってのことなので、映画やアニメにありがちな「主人公一人VS多数」な状況ならフルオートを使っているほうが理にかなっているとも言えます。 -- 2015-06-28 (日) 23:37:30
  • ↑ THE vetran という映画のラストの方の主人公がACOG付きのM4でギャング相手に戦う戦闘シーンを見てください THE vetran sceneで出来ます -- 2015-06-28 (日) 23:52:08
  • ↑ありがとうございます。面白そうな映画ですが、日本では未公開みたいですね。残念です。敵との距離に応じてセミとフルを切り替えている、緊張感のあるいいシーンでした。というか、背後へのとっさの応射がフルオートだったあたり、ずっとフルを指切りしていたようですね。 -- 2015-06-29 (月) 00:46:25
  • ↑↑↑セミオートには使う弾が減る→持っていく弾が少なくていい→装備が軽くて済むって意味もあるんやで。グラム単位で装備を切り詰めるのが特殊部隊。単純に命中力も違うし、サプレッサーつけててもフルで撃ってたらすぐにばれるし、射手も疲れないし、弾倉交換の隙を晒すこともない。 -- 2016-04-16 (土) 01:19:46
  • ってか今時一般兵士でも早々フルオートなんて使わんしね。 -- 2018-08-13 (月) 15:45:37
  • 3点バーストなんかが生まれた理由にも「新兵が無駄撃ちするのを防ぐため」ってのがあるしね -- 2018-08-15 (水) 14:51:59
  • フルオート射撃が必要とされる状況というのも依然としてあるので、結局の所使い分けではないでしょうか? 直近で見たアニメだと状況に応じてセミオートとフルオートを切り替えてましたし。 -- 2018-08-16 (木) 21:33:52
  • サブマシンガンならともかく自動小銃でフルオートが必要とされる場面ってあんまり無いような気もするけどね -- 2018-08-17 (金) 12:01:38
  • 基本的にサブマシンガンの仕事は自動小銃で代替可能というか、そのために作られてますしね。他にも設計思想として軽機関銃的な運用を行うことを念頭にしている64式や89式、M27なんかもあります。もちろん完全な代替とはなりませんが、そこにあるのが自動小銃だけなら、それを使うしかないわけです。 -- 2018-08-17 (金) 20:05:24
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